商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/03/23 |
JAN | 9784046812759 |
- コミック
- KADOKAWA
生真面目な夏目くんは告白ができない(1)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
生真面目な夏目くんは告白ができない(1)
¥704
在庫あり
商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは、良いラブコメです。表紙から、ここまで攻めて来られたら、そりゃ、漫画読みとしちゃ買って、読んで、感想を書かねば、プライドに関わってきます。 立ちまくりなキャラだけで勝負している作品か、と思われそうですけど、ところがどっこい、何気にストーリーで読み手の心をぶっ刺してくるタイプだ、と私は感じました。 タイトルにある通り、夏目くんは生真面目。真面目を超えた生真面目だからこそ、不器用と言うか、今イチ、人の心情を理解できない性格をしていますね。 ただ、悪い奴じゃありません。考え無しに、自分の思いを口に出してしまうクセはあるにしろ、嘘を吐いている訳ではないので、敵を作ってしまう感じではないんでしょう。 人間性を誤解されやすいかも知れませんが、彼が生真面目である事を知ってくれた人ならば、夏目くんの物言いにも、さほど苛立ったりはしなくなるのかも知れません。 そんな夏目くんが好きになったのが、金寺さん。ほんわかとしている雰囲気だが、夏目くんと関わり合うようになってから、ちょいちょい、暴走する面も目立っている感じでしょうか。 最初の告白から、いきなり、夏目くんがかました事もあって、当初は警戒心バリバリだった金寺さんでしたが、何だかんだで、夏目くんと話し、彼の個性に触れた中で、彼の短所も含めた良さを受け入れていきます。 その感情変化の過程、そこが実にグッと来ましたね。テンポが良いって感じではないんですが、絶妙な力加減と振り回し方で、読み手の心を離しません。 次巻への引っ張り方も、これまた、センスの良さを感じさせるものなので、(2)で二人がどうなるのか、楽しみですね。夏目くんはオープンスケベな分、却って、こういう事態になったら、自重し過ぎちゃうような気もします。一方で、金寺さんの方は変な腹の括り方をして、それが、夏目くんの中の「好き」をもっと膨らませそうだな、と予想しています。 個人的には、(2)では、もうちょい、副会長である凡田くんの出番を増やしてほしいですね。目隠れ男子ってのは、何気に、私、グッと来ます。あくまで、私の印象ですけど、彼、恋人がいそうですよね。戦闘力高めのヤンキー女子だけど、凡田くんの隣だと、甘えん坊な性格になっちゃう感じの、ギャップ萌えがヤヴァい恋人が。 この台詞を引用に選んだのは、「・・・一理あるな」とやや納得が出来て、なおかつ、夏目くんの、良い意味での、頭のおかしさが垣間見えたものなので。 理屈としてはぶっ飛び過ぎなのは確かなんですが、根本的に間違っている、と言える根拠が、少なくとも、私の中にはありませんね。 男らしい訳でもないんですけど、逆に、悪意がないってのはアピールできてますかね。 むしろ、これを毎回、夏目くんから言われていても、愛想を尽かさず、また、教師にも訴えない金寺さんも、結構、器が大きいですよね。 何だかんだで、金寺さんも、ちょっとずつではありますが、夏目くんに異性として惹かれている可能性が? でも、世の男性諸君、これは、フィクション。 意中の相手に、「セックスしてください」なんて告白はしちゃいけません。 確実に平手打ちされるでしょうし、逆にOKしてくる女性だったら、確実に不能になるまで搾り取られちゃいますよ。 「僕は、よくわからないんですけど、恋愛感情の根っこにあるのは、性的欲求みたいじゃないですか? 手をつなぎたいとか・・・抱きしめたいとかって言いますけど、なんか、それってはぐらかしてる気がして。だったら、最初から、『セックスしてください』のほうが、まっすぐでいいなと思って」(by夏目宗一郎)
Posted by
独特でシュールな絵柄がクセになる。読んでいくうちにこの唯一無二な絵柄をとても好きになった。ラブコメとしても結構好きだな〜〜真面目でど直球に金寺さんに迫る夏目くんのキャラが良い。無鉄砲なんだけど、でもちゃんと金寺さんをフォローしたり、人を傷つけたりしないところも人間として好き。ほの...
独特でシュールな絵柄がクセになる。読んでいくうちにこの唯一無二な絵柄をとても好きになった。ラブコメとしても結構好きだな〜〜真面目でど直球に金寺さんに迫る夏目くんのキャラが良い。無鉄砲なんだけど、でもちゃんと金寺さんをフォローしたり、人を傷つけたりしないところも人間として好き。ほのぼのしてて暖まる話だった、見守りたい。
Posted by