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水無月家の許嫁 十六歳の誕生日、本家の当主が迎えに来ました。 講談社タイガ
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水無月家の許嫁 十六歳の誕生日、本家の当主が迎えに来ました。 講談社タイガ

友麻碧(著者)

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水無月家の許嫁 十六歳の誕生日、本家の当主が迎えに来ました。 講談社タイガ

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/03/15
JAN 9784065273784

水無月家の許嫁

¥880

商品レビュー

4.3

20件のお客様レビュー

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2024/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すっごいよかった・・・。たまに文章がアレ?と思うところもあり、ラノベに不慣れすぎて途中で何回かやめようかなぁと思うパートがあったけど、最後まで読んで本当によかった。早速2巻もすでにゲット済み。 竹取物語と羽衣伝説を下敷きにしている物語らしく、すごく厚みのあるストーリー。題材をしっかりと使って、作者オリジナルのなかにちゃんと落とし込めているところが素晴らしい。ラノベでも侮らずに読んで欲しい作品。最終的に六花ちゃんと文也くんは結婚するんだろうけど、あとがきで2巻から分家の暴走が開幕する的なことが書いてるから、一筋縄ではいかないんだろう。ストーリーや設定がとにかく楽しい。京都や妖がたくさん出てきて、森見登美彦氏が好きな人ならばがっつりハマるんじゃないかと思われる。 今年読んだ作品の10位以内には間違いなくランクインするであろう読み応えのある作品だった。

Posted by ブクログ

2024/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「当主」「許嫁」「あやかし」 気が付いたら 当たり前のように理解できるくらいに 日常というか読書に溶け込んでるなぁ。 最初は古風なストーリーと思ってたのに 今は読みたくて仕方ないくらい 好きになった時代設定なんだよ。 ▷▷▷▷▷▷ まず水無月家が 月より降り立った天女の末裔ってのが 現実離れしてるのに かぐや姫の竹取物語に沿ってるから 背景がすんなり入ってくる。 ▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷▷ 六花と母親・双子の姉が 水無月家の本家で対面した時に 母親から散々な言われようで 目を反らしたくなるくらい苦しかった。 でも六花はその境遇だったから 水無月家の本家に来てから ほんの些細なことでも幸せを感じられるし 戸惑いながらも文也を好きになっていくんだよね。 そして文也は当主になるべく 虐待紛いの教育を施されているし 予言で六花の存在を知っているから 常に自分の存在意義を 考えざるを得ない環境だった。 それでも六花の存在が 文也の希望に繋がっていたなんて 次期当主の自覚とか関係なく 本当に優しい人なんだろうなぁと思った。 そのあとで六花の境遇を知って より六花を守りたい存在になってるのが 日常の六花に対する姿勢から伝わってくる。 そんな六花と文也だから お互いの存在が必要で大切で 生きていく為には必要不可欠な関係だと思う。 六花と文也の関係性が進展していくのが なんとも微笑ましいし 政略結婚から恋愛になるまでの ふたりの内面が垣間見れて 本の世界に入り込みながらキュンとする。 血に雁字搦めの許嫁なのに その中でどう幸せの形を見つけて 家族になっていくのか楽しみ。

Posted by ブクログ

2024/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

羽衣伝説、天女の末裔、水無月家。父を亡くし、水無月家当主である文也の婚約者となった六花。若くして色々なことを背負って必死に生きている2人がお互い寄り添い安心できる居場所でありますように。「僕たちは政略結婚から始まる、恋愛結婚の予定」という言葉がすごく好き。続きが楽しみ。

Posted by ブクログ

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