商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/03/09 |
JAN | 9784065268117 |
- 書籍
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コンクールシェフ!
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コンクールシェフ!
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商品レビュー
3.6
40件のお客様レビュー
料理コンクールを描いた物語。 日本最大の料理コンクール 「ヤング・ブラッド・グランプリ(YBG)」 最終審査に残った六人の料理人が臨む決勝戦。 大会のテーマは 「十年ぶりに会う友人との夕食、そのひと皿」 制限時間は45分。栄冠を手にするのは誰になるのか、それぞれの思いが交錯して...
料理コンクールを描いた物語。 日本最大の料理コンクール 「ヤング・ブラッド・グランプリ(YBG)」 最終審査に残った六人の料理人が臨む決勝戦。 大会のテーマは 「十年ぶりに会う友人との夕食、そのひと皿」 制限時間は45分。栄冠を手にするのは誰になるのか、それぞれの思いが交錯して・・。 ストレートなプロットで、シンプルに楽しめる料理バトルエンタメです。 シャイで緊張しいだけど料理の勘は抜群な浅倉 薫(イタリアン)をメインに、有名シェフの娘・川縁令奈(フレンチ)、一匹狼・邸浩然(中華)、自由人・里中海(ポルトガル料理)、スターシェフ・和田拓実(フレンチ)、脱サラ料理人・山科一人(和食)。 ・・といった、六人の料理人&審査員の視点が交互に描かれる、群像劇のような構成になっています。 コンクールものということで、大本命、対抗馬、ダークホース・・とそれぞれのキャラの役割があるのですが、これが結構ベタで、キャラ設定に何だか既視感あるというか、何となくだけど恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を彷彿とさせるものがあるな・・と思っていたら、他にも同じことをレビューで書いておられる方がいたので、私だけの印象ではなかったようです~。 個人的には、今までの人生で辛酸をなめすぎてハリネズミのようにとがりまくっていた、邸 浩然が大会を通して少しずつ心境が変化していくのが良かったですね・・彼の今後を応援したくなりました。 あとがきによると、著者の方は、あの「料理の鉄人」の書籍化に携わったということもあって、"料理バトル"×"TVショー"の描写がリアルなのも頷けますね。 制限時間がある中、慣れないキッチンスタジオの中で、時にはアクシデントに見舞われながらもベストを尽くす料理人とアシスタントたちの姿は胸アツです。 勿論、彼らの作った料理(作品)が最高に美味しそうなのは言うまでもないですよね~・・うう、試食したい! コンクールの結果は定石といえば定石なのですが、大会の"コンセプト"が重視された結果なのかな・・と考えれば納得の着地点で、爽やかな読後感でございました。 「私の記憶が確かならば・・」でお馴染みだった「料理の鉄人」・・・ついつい惹き込まれて視ていたことを思い出しました。 本書の内容は、イメージ的に「料理の鉄人」よりも「CHEF-1グランプリ」っぽい感じかも・・といいつつ、「CHEF-1」視ていないんですよね(´▽`;)ゞ・・本書を読んでこっちもチェックしてみようと思った次第です~。
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若手育成を目的とした料理コンクールの話 グルメ小説は好きでよく読んでいるけど、料理コンクールがテーマの話は初めて。 六人全員の料理を食べてみたい 表紙がそれだけでインテリアになりそうです
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料理人をテーマにした本は、初めて読みました。五十嵐氏の作品は、好きなのでどんな感じかと思い、手に取りました。料理人のテーマ自体初めてなので基準は分かりませんが、王道のような感じがしました。順位の予想は楽しめましたが、全体の起伏が少なく物足りない感じがしました。
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