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死にゆく者の祈り 新潮文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/03/28 |
JAN | 9784101209623 |
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死にゆく者の祈り
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死にゆく者の祈り
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商品レビュー
3.6
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教誨師の高輪顕真が拘置所で出会ったのは、命の恩人でかけがえのない友でもあった関根要一…彼は、死刑囚でその執行を待つ身だった。顕真は関根が凶悪事件を起こすはずはないと、事情聴取に関わった刑事とともに関根の事件を調べ始める…。 途中まではよかったんだけどな…というか、終盤までド...
教誨師の高輪顕真が拘置所で出会ったのは、命の恩人でかけがえのない友でもあった関根要一…彼は、死刑囚でその執行を待つ身だった。顕真は関根が凶悪事件を起こすはずはないと、事情聴取に関わった刑事とともに関根の事件を調べ始める…。 途中まではよかったんだけどな…というか、終盤までドキドキでしたよ!調べるほどに浮かびあがってくる新事実…なのに、関根の死刑執行日が決まる…。いくら、関根が自首したとはいえ、真犯人があの人だったとはいえ、当時の捜査がずさんなものだったから、冤罪が起きるわけでしょう?ちょっと調べただけで、こんなにも重大な事実が判明したわけだから…。教誨師であるお坊さんと刑事が事件の捜査をする構図はおもしろかったけれど、エンディングには、私的に納得がいきませんでした…。 教誨師って仕事をもっと知りたいとは思いました。私が初めて教誨師って仕事を知ったのは、ドラマだったと思います。そうそう、登場はしなかったけど、御子柴弁護士のことと思われる会話がちょこっとだけでてきて…さらに御子柴弁護士シリーズ、読みたくなりました。でも…もうちょっとしてから、他に読みたい作家さんの本も溜まって来ちゃったんで(^▽^;)
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作者である中山七里の作品は初めて読んだと思うが秀逸であった。特に登場人物全員がそれぞれの道のプロフェッショナルで、会話が全て論理的であり納得性があった。ストーリーも面白く、一気に読み進めた。取材力の賜物。同作者の作品を読んでみたくなった。
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以前、アポロンの嘲笑での感想で話の流れで途中でエピソード的な話が入ってくると批判的でしたが作者は意図的にされてあると言う事が分かりましたが、私はすきではありません。作品の感想は大変面白かったです。さすが中山七里らしさでいっぱいでした。今後も楽しみに読みたいです。
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