商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/03/24 |
JAN | 9784163915159 |
- 書籍
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香君(上)
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香君(上)
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商品レビュー
4.3
183件のお客様レビュー
表紙がきれいでそして自分の好きな色だったので思い描いて読んでいたのか背景がキラキラ輝いてそして香りの描写を話している時は虫や稲や草などの合奏が目に浮かんで物語に引き込まれていく。分厚く読むのに時間がかかると思っていたが児童文学のすごさ。あっという間に世界に引き込まれて、あっという...
表紙がきれいでそして自分の好きな色だったので思い描いて読んでいたのか背景がキラキラ輝いてそして香りの描写を話している時は虫や稲や草などの合奏が目に浮かんで物語に引き込まれていく。分厚く読むのに時間がかかると思っていたが児童文学のすごさ。あっという間に世界に引き込まれて、あっという間の読了。そして寝不足。 他作品を読んでみたいとテレビで放映されている時から思っていたが分厚さに躊躇していたが、これが読み終えたら精霊や鹿の王など読んでみたい。 まだまだ読書熱は続いて。女のいない職場だったのが一気に3人増えてその分様々な感情が押し寄せて、イヤな感情までついてきているのでこういう憎しみがほとんどない心洗われる本に癒されて現実逃避真っ只中。 香君も本当は偽物と分かって君臨して自分にできる事でみなを騙している謝罪として頑張って、そして自分より年下の香りを識別できる香君にふさわしい人が現れた時嫉妬や怒りなどではなく尊敬の念と自分は相応しくないと言えるそんな現香君にすごく感動と尊敬とそんな風になりたい憧れの気持ちを持った。
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うわっ!いいところで「続く」やなぁ!! 背景描写が緻密で、政治と文化が密接に絡み合う世界観が面白い。 主人公はアイシャであり、オリエでありマシュウであり、オアレ稲である。主観を一つに定めず数々の生き物と共に描いていて、作者の共存共生の考え方を染み込ませてくる。 稲が育ち、食害を...
うわっ!いいところで「続く」やなぁ!! 背景描写が緻密で、政治と文化が密接に絡み合う世界観が面白い。 主人公はアイシャであり、オリエでありマシュウであり、オアレ稲である。主観を一つに定めず数々の生き物と共に描いていて、作者の共存共生の考え方を染み込ませてくる。 稲が育ち、食害を受け悲鳴をあげ虫がサポートしにきて卵を産む。農業に生きる人々のあり方を考えさせられる。 児童文学なのでとても読みやすいし、展開が早いのでわくわくする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公の少女が自分の能力と向き合いながら「香君」に仕えているだけでなく、その能力を最大限に活用して国の未来を視、そして自ら行動していく姿がかっこいい。 後半、香君として自分の考えや命令を同等と国民に告げ、香君として生きる覚悟をもつ場面がとても良い。
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