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生皮 あるセクシャルハラスメントの光景
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生皮 あるセクシャルハラスメントの光景

井上荒野(著者)

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生皮 あるセクシャルハラスメントの光景

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2022/04/07
JAN 9784022518163

商品レビュー

3.9

92件のお客様レビュー

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2025/02/09

ハラスメントの真髄のようなものが鮮明に描かれていた。 ハラスメントには色々あると思うが、こんなふうに起こるものなのかぁと勉強になりました。 ある意味で神のような存在の人に洗脳されてしまうのは良くないね。 どんなに尊敬に値する人にも、下心はある。 ちょっとでも違和感を感じたら...

ハラスメントの真髄のようなものが鮮明に描かれていた。 ハラスメントには色々あると思うが、こんなふうに起こるものなのかぁと勉強になりました。 ある意味で神のような存在の人に洗脳されてしまうのは良くないね。 どんなに尊敬に値する人にも、下心はある。 ちょっとでも違和感を感じたら離れましょう。

Posted by ブクログ

2025/02/05

新聞広告に文庫の発売が出ていて、気になったので読んでみたら、凄くタイムリーな内容だった。 書かれたのは数年前だったようだし、別にそれを狙って読んだのではないんだけれど。 ハラスメントって受ける側がどのように感じるかによって決まることだと思う。行う側がたとえハラスメントのつもりで無...

新聞広告に文庫の発売が出ていて、気になったので読んでみたら、凄くタイムリーな内容だった。 書かれたのは数年前だったようだし、別にそれを狙って読んだのではないんだけれど。 ハラスメントって受ける側がどのように感じるかによって決まることだと思う。行う側がたとえハラスメントのつもりで無くても。 しかし、この小説の小説講座の講師月島は、言葉巧みに、小説を書くため、何て言っているが、いえいえ、そうじゃないでしょ。 その小説のため、と言うのが女性から逃げ道を奪っている。自分をも騙しているというか、自分の行為を正当化しようとしている。 こういう男性、許せない。しかしまだまだ世の中にはいっぱいいるのだろうなあ。

Posted by ブクログ

2025/02/02

このハラスメントに関わる意識は表面上、少しずつ変わってきてるように思えるけど、根本的なところはまたまだ昔と変わってないよね。 主人公の女性に対して 「なぜ自分の足でホテルに行ったのか」 「なぜ全力で拒否しなかったのか」 「なぜ7年も経ってから告発するのか」 こういう告発があっ...

このハラスメントに関わる意識は表面上、少しずつ変わってきてるように思えるけど、根本的なところはまたまだ昔と変わってないよね。 主人公の女性に対して 「なぜ自分の足でホテルに行ったのか」 「なぜ全力で拒否しなかったのか」 「なぜ7年も経ってから告発するのか」 こういう告発があった時に必ず誰かが言う言葉。 それに対する1つのアンサーが書かれていた。 被害者が当時考えたこと感じていた事、時を経ても乗り越えられない理由。。読んでいて本当に生々しく痛々しかった。 そして、自分もなんとなく同じようなことがあったように思う。親しくしている、自分に対して好意的に接してくれている尊敬できる男性から急に性欲を向けられた時の絶望感と、拒絶する事への罪悪感みたいな恐怖みたいな変な感情。屈辱を認めたくない気持ち。 この中で描かれている被害者の心境に共感出来すぎた。 あと加害者の本当に身勝手な解釈とか、ナチュラルに女性軽視が横行している価値観とか。リアル過ぎ。 救いは、最初出来事を知って拒絶反応を見せていた夫が被害者に寄り添ってくれたこと。 夫とか、恋人とか、1番身近にいる男性にこの辛さをわかって欲しいよね。。

Posted by ブクログ