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連続自殺事件 新訳版
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連続自殺事件 新訳版
¥990
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
フェル博士シリーズ13冊目、見事な表紙絵の通り戦時下の古城もの▲遠縁の老人が亡くなり、一族の家族会議にスコットランドの妖気漂う古城に招かれた。不可解な謎に挑む!▼主人公は歴史学者で、導入から引き込まれるラブコメ展開、最も泥酔したドタバタ劇かもしれない。スコッチなのかな〈キャンベル...
フェル博士シリーズ13冊目、見事な表紙絵の通り戦時下の古城もの▲遠縁の老人が亡くなり、一族の家族会議にスコットランドの妖気漂う古城に招かれた。不可解な謎に挑む!▼主人公は歴史学者で、導入から引き込まれるラブコメ展開、最も泥酔したドタバタ劇かもしれない。スコッチなのかな〈キャンベル家の破滅〉は、よっぽど強い酒のようで、新聞記者の悲喜劇、ヒロインの脱出劇も楽しめます。キャンベル家の顔つき、エルスパットおばさんの若い頃の写真を見てみたいな。読後、ゆっくり考えてみると素晴らしいプロットだったと再認識(1941年)
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- ネタバレ
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男女のドタバタ劇、それに、ミステリーがおまけなら星4。ミステリーメインで周辺のものが副菜なら星3。周辺を楽しく描きすぎたせいか、ミステリーにあるハラハラ感、緊張感がないといえばなかった。犯人は意外な人だったけれども、ちょっとホームズのあの話の犯人像と一致しちゃうところもあって、それを先日読み直したばかりだから余計にそういうふうに思ってしまった。読み物としては面白かったです。
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久しぶりのカー作品。昔読んだはずなのにすっかり忘れている。 一族の長が保険契約後に密室から転落死。自殺か他殺か。部屋に残された空の動物用キャリーケース。すわ、まだらの紐か?と思ったら全然違った。(ネタ的にはポアロのクリスマス) 推理小説黄金時代の作品はやはり良い。そして、カ...
久しぶりのカー作品。昔読んだはずなのにすっかり忘れている。 一族の長が保険契約後に密室から転落死。自殺か他殺か。部屋に残された空の動物用キャリーケース。すわ、まだらの紐か?と思ったら全然違った。(ネタ的にはポアロのクリスマス) 推理小説黄金時代の作品はやはり良い。そして、カー(ディクスン)作品の代表探偵(フェル博士しかりH・Mしかり)の豪放磊落さは窮屈な現代での清涼剤だ。 読了の感想は「なんと気持ちのいい連中だろう」(声が聞こえたら負け)
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