商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/02/18 |
JAN | 9784103544111 |
- 書籍
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ピンク色なんかこわくない
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ピンク色なんかこわくない
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商品レビュー
2.8
10件のお客様レビュー
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4人姉妹と母。 家族だけどみんなそれぞれ生まれついた性格があり、互いを理解できずの日々。 長女は美人でおっとりしていて、昔から彼女に好意を持つ人たちの戦いが渦巻いていながらも、張本人の長女は何食わぬ顔で自由に過ごしている。 次女は美人の長女と比べられたり、問題児の三女に迷惑をかけられながらも、得意の勉強を武器に世界に飛び出していく。 三女は潔癖症でどこにも馴染めず何かと問題を起こしがちだったが、大人になって小説の新人賞を取りそれを生き甲斐にしている。 歳の離れた四女はそれぞれの姉たちのお下がりや説教にウンザリして、自分を見失いかけていたけれど、新しい世代ならではの生き方を模索している。 母のこれまでの人生。娘たちにしてあげたこと。 不仲な家族の住んでいた家が火事になるのって、お父さんと伊藤さんって本を思い出した。 4人姉妹って大変なんだね。 身内の家族にも4人姉妹が偶然いて、そして3女はこの本と同じでちょっと孤立している。 同性の兄弟っていうのは3人くらいならよかったのかな。 同性の兄弟がいない身としては、羨ましいと思うけどねー。
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「ここまで極端じゃないし頻度だって低いけど近しい出来事や関係性、なくはなかったな」と感じる本でした。女家族のあれこれを誇張して煮詰めてグロテスクにしたのが本書で、それらを、舞台となった「家」でどうにかこうにか昇華したかったのかなあ。
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長女、いっちゃん 次女、博士 三女、あの子 四女、愛子 四姉妹とその母の物語。 素直に怒れるキャラよりも、そうじゃないキャラの、きっと理不尽さに気付いてしまったら生きていけないがゆえの鈍感さのほうがゾッとした。
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