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傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン(6) バンチC
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傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン(6) バンチC

磯見仁月(著者)

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傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン(6) バンチC

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/02/09
JAN 9784107724724

傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン(6)

¥748

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2022/12/14

ひとまず6巻まで。これは面白いな。アントワネットを見る、これもまたひとつの視点。興味深し。キャラ立ちもしっかりしていて、それぞれの今後が気になる。

Posted by ブクログ

2022/02/26

オーギュストの幼少期が描かれていて、あまり見えなかったオーギュストの内面が見れてよかった。 「兄のもの」という意識がずっとあったのね。

Posted by ブクログ

2022/02/13

ここまで運命の中心に居る筈のオーギュストがどのような人間かあまり見えてこなかったのだけど、26話でじっくりと内面が描かれた事で彼がどのような人間か見えてきた気がするな オーギュストは自分より遥かに王に相応しい兄を知っている。自分の見本となるべき両親は立て続けに亡くなってしまった。...

ここまで運命の中心に居る筈のオーギュストがどのような人間かあまり見えてこなかったのだけど、26話でじっくりと内面が描かれた事で彼がどのような人間か見えてきた気がするな オーギュストは自分より遥かに王に相応しい兄を知っている。自分の見本となるべき両親は立て続けに亡くなってしまった。残されたのは王になる覚悟なんて何一つ持ち合わせていないオーギュストだけか…… オーギュストがマリー・アントワネットに冷淡だったのは、自分が王位に相応しくないとの感覚と兄への申し訳無さ有ってのことだったのか…… そんな彼にとって国王が倒れたとの一報は地獄の蓋が開くようなものだったのだろうな… ルイ15世が倒れたとは、つまり新世代への交代が巻き起こるということだから、この事態を利用できる者、もしくは無関係の者にとっては祭のような事態。でも、旧世代に付き従っていた者やそれにより恩恵を受けていた者にとっては全く別の意味を持ってくる その中心に居たのがデュ・バリー夫人か。外側から見ればルイ15世崩御に拠って最も失う物が大きいのが彼女となる。でも、彼女が看病の最中に見せた表情は権力にしがみつこうとする者のそれではなく、愛する者を何とかして失うまいとする必死さを感じさせた ベルタンが彼女に送ったベール。それは災いを避けるものでありつつ、喪服のようなものに見えた点は印象深い描写だった 世代交代の余波はデュ・バリー夫人にとって痛みを伴うものとなったけど、一方でベルタンにとっては好機となるわけだ。遂にベルタンがマリー・アントワネットに拝謁する機会が……! 彼女に気に入られればそれで一気に名を馳せる事が出来る。モード商として一世一代の好機。だからこそ、それを手にするためには様々な準備が必要となってくるのだけど、その一つが自身を着飾ることですか 女を武器に生きるのではなく、仕事を武器に生きると決めたベルタンにとっては難しいお題。これを自身で解決するのではなく、信頼する部下たちに任せるとはちょっと意外な対処法 でも、こうしてベルタンにとって最も相応しく、そして王妃をも納得させるドレスを仕立てられるだけの人材を育て上げたという点は別の角度からベルタンの有能さが見えてくるとも言えるのか そしてドレスを最も映える形にするための髪を任せる相手はレオナールか…… 共に仕事人でなければもっと違う形の付き合いがあったかもしれない二人。それでも二人の距離が最も近くなるのは仕事をしている時なんだよなぁ…… 形を持たぬ想いによって結われたベルタンの髪、そして信頼する者達が繕ったベルタンのドレスを伴って邂逅したローズ・ベルタンとマリー・アントワネット。遂に運命の主役が揃った形だね

Posted by ブクログ

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