商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/01/31 |
JAN | 9784103346531 |
- 書籍
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怪物
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怪物
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商品レビュー
2.9
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは特殊な小説ですね。始めから「これは夢の話です」と読者に挑んで、現実と小説とがごちゃまぜになる展開。史実に基づいた小説という設定ながら、真実は違うと生存者が訴える。再編集を試みるが。。。 台湾と中国の争いは日本の戦後も続いていたのですね。知らないことばかりでした。日本育ちの台湾人である東山さんはずっと苦悩し続けているのでしょう。そういう葛藤というか混乱というかをそのまま描いているという印象です。 東山さんの文章は滑稽な場面にも哀愁が漂い、切なくなります。 性欲を飾らずありのままの男として描いているのも好感がもてます。 ただ、ご本人は大丈夫だろうかと心配しています。お体を大切にしてください。
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くるりくるりと入れ替わる場面や人物など、物語の構造から、村上春樹を明快にしたような印象を受けた。 著者の作品を読む度に、中/台/日の関係性の歴史についてもう一度ちゃんと学びたい…と思いつつ、思っただけのまま程々の理解で次作を読んでしまい『勿体無いことをしてる…』と後悔する、とい...
くるりくるりと入れ替わる場面や人物など、物語の構造から、村上春樹を明快にしたような印象を受けた。 著者の作品を読む度に、中/台/日の関係性の歴史についてもう一度ちゃんと学びたい…と思いつつ、思っただけのまま程々の理解で次作を読んでしまい『勿体無いことをしてる…』と後悔する、というのを繰り返してる。 次こそは予習しよ(きっとしないパターン)
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うーん、これはだめだなぁ。 (大好きな作家さんではあるが)どこかの作家感が出すぎていて、うまくまとまっていないし、編集者がしっかり指摘をしないといけなかったレベルだと思う。 チャレンジは良いと思うが、東山彰良さんらしい作品を読みたいとおもって手にすると面食らうだろう。 内容とはあ...
うーん、これはだめだなぁ。 (大好きな作家さんではあるが)どこかの作家感が出すぎていて、うまくまとまっていないし、編集者がしっかり指摘をしないといけなかったレベルだと思う。 チャレンジは良いと思うが、東山彰良さんらしい作品を読みたいとおもって手にすると面食らうだろう。 内容とはあまり関係はないが、椎葉リサという名だけは、これ意外考えられないほど秀逸だと感じた。 ★2.2
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