派遣社員あすみの家計簿(3) 小学館文庫

青木祐子(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2022/02/04
• JAN: 9784094071214

商品レビュー

2024/10/22

後半の展開はハラハラドキドキ、一気に読み進めた。
こういう女性ならではの恐怖ってやはり彼氏であっても男性にはいまいちピンとこないのだろうか。
目の前で彼女が危険な目にあっていたというのに。

最初の頃のあすみちゃんは、お米を買うためにスニーカーを買おうとするようなおバカでふわふわしてる子だったのに。
いつのまにか自立してしっかり仕事をこなし自分の意見もはっきり言えるかっこいい女性になっていて憧れる存在になっていた。
自分は会社員経験がないから、仕事の描写は新鮮で面白かった。

2024/05/17

「陽の当たる会社」
突然送られてきた。
自分に非が全くないと考えているからこそ、たった一言すら伝えることすら出来ず文章に困ってしまうのだろう。

「走る女、止まる男」
連絡をとりたいが。
都合良く使い捨てたというのに、何事もなかったかのように連絡をしたのは悪いことをした自覚がないのだろう。

「再会」
復縁を要求する者。
確信は持てなくとも違和感がある状況であるのならば、今後のためにも対策を考えるなど行動に移すべきだろう。

「花と雪と少年」
言葉巧みに惑わす。
これだけ上手く口が回れば、元より疑心暗鬼に話を聞いていなければ信じてしまい相手のペースにのまれるだろ。

「失われた時を求めて」
情報は金になって。
絶対に自分以外見れない場所以外に個人情報を書いていたら、少し目を離しただけでも十分な油断だったろう。

2024/05/07

あすみはだんだんたくましくなる。
椿さんのご指摘はもっともなのだけれども、仕事があって結婚に逃げないというのは、逆に結婚できなくしているかもしれないな、とも思う。結婚しなくても生きていけるし、（あすみのように）ダメンズにひっかかる可能性も高くなる。

1週間2万円生活、試してみようかな。