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会津武士道(1) ならぬことはならぬものです 二見時代小説文庫
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会津武士道(1) ならぬことはならぬものです 二見時代小説文庫

森詠(著者)

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会津武士道(1) ならぬことはならぬものです 二見時代小説文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2022/01/26
JAN 9784576220130

会津武士道(1)

¥770

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2023/03/06

会津武士道。 どう、普通の武士道と違うの?と、思いながら、本を手に取った。 藩校の日新館に、入館する前の6~9歳まで什(じゅう)と、呼ばれる組で、この会津武士道についての心構えを徹底的に叩き込まれる。 でも、やはり、この時代も、上下関係や禄高などで、子供まで格差があり、いじめも…...

会津武士道。 どう、普通の武士道と違うの?と、思いながら、本を手に取った。 藩校の日新館に、入館する前の6~9歳まで什(じゅう)と、呼ばれる組で、この会津武士道についての心構えを徹底的に叩き込まれる。 でも、やはり、この時代も、上下関係や禄高などで、子供まで格差があり、いじめも…… 主人公の望月龍之介は、13歳で、友人達も良い! 試験や、奉納試合にと、今の子供達と、変わらない。 天狗を、肝試しに見に行ったりと、ちょっとしたお叱りを受けたりと…… しかし、今の子供達より、世間の動静を、情報網の少ないのに、日々、聞く耳を持っている。 論語の 子曰く、吾十有五にして学に志す 三十にして立つ。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 六十にして耳順(したが)う。 七十にして子心の欲する所に従いて 矩を越えず。 と、何年も留年している強者の先輩の言葉に、30歳で何をすべきか? 人生は学問で遊び、武術で遊び、仕事も遊びだと、思ってやれば楽しいものなのだと、… ちょっと深い!考えさせられる。 苦しいと、思いながらするのでなく、楽しんで、生活する事は、意義がある。 しかしそう出来れば一番幸せなのだが、なかなか人生苦しい事も沢山ある。 ハードルを乗り越えていき、振り返った時に、そんな大したこと無かったと、気付くのが、人生だろう。 先輩の嵐山光毅が、人を切り、立て篭もりに、龍之介は説得に行くのだが、今までの風聞が違っていた事も、この事件で知る。 しかし、身を拘束されるより、切腹の方が、武士としての最後には、これが最良なのだったと。 介錯は、乗り込んで来た大槻が……… これが、潔い武士の最後なのだろうか?、最近???と、思うようになった。 『ならぬ言葉はならぬものです。』が最後の文章であったけど。

Posted by ブクログ

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