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かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖
1,870円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2022/01/26 |
JAN | 9784344038998 |
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かくして彼女は宴で語る
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商品レビュー
3.3
39件のお客様レビュー
「黒後家蜘蛛の会」のような話と聞いていたので、楽しみに読みました。でも、思っていたのとは違う繊細な芸術論のような話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「美のための美の運動」を掲げ、「パンの会」に集う若き、詩人、画家たち。 明治末期の両国橋のたもとに立つ西洋料理店「第一やまと」に集う彼ら。 「スバル」の創刊、与謝野夫妻、印象派についてと語り合い、酒が回るうちに「事件」の話題になり。 医学と詩の間で悶々とする木下杢太郎が発起した「パンの会」は参加者を変えつつ、「事件」を解決してゆく。 残念ながら、事件自体にはあまり魅力が感じられないけれど(あっさり解決しすきるからかも?)、杢太郎が抱えるものが静かに膨れ上がっていくようで、じっとりと重い。 でも、読後に若い彼らの一頁を一緒に体験した気持ちになっているので、悲壮感は感じない。 最後のお話はちょっと壮大過ぎな気もするけど。 「黒後家蜘蛛の会」形式の本はあとがき、注意書きがいらないよなーと思うものが多かったけど、今回は史実を丁寧に追ってるので、とても勉強になった。
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『黒後家蜘蛛』式で 最後に脇役が謎を解き明かす6つの話。 過去の殺人や、不可思議なできごと。 明治後期に名をなした文学者や画家が まだ物珍しい洋食を食べながら語り合う。 ミステリ部分も楽しんだけど この当時の風俗を描いた部分も 興味深かったです。
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