商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | シンコーミュージック・エンタテイメント |
| 発売年月日 | 2022/01/25 |
| JAN | 9784401651450 |
- 書籍
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すべての季節に君がいて
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すべての季節に君がいて
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 箱庭やスノードームのように、小さな中に世界が広がる奇跡の140字小説! 青春の輝きやほっこりする家族愛、切ない恋愛模様などバラエティに富んだ超短編と、美麗写真のコラボレーション 第1作「最後は会ってさよならをしよう」が重版を重ね、第2作「私達は、月が綺麗だねと囁き合うことさえできない」も話題の、140字小説の新星=神田澪。超短編の中に起承転結があり、時には驚き、時にはじんわり共感できる「最後の一文」が想像の世界を広げます。四季の国・日本の移り変わる季節を表わす「七十二候」に沿って、美しい写真とともに構成されたこの一冊は、きっと宝物になるはず。すぐに読めて、何度も心揺さぶる珠玉の物語の数々が、読んだすべての人の心に素敵な刻印を残してくれることでしょう。 『口うるさい母のことが嫌いだった。 私達は喧嘩してばかり。 だから結婚して子を授かった時、私は優しい親になろうと決めた。 けれど小さな手を握っていると願いが溢れてくる。 生きてほしい。 陽だまりの中で、病気をせずに、傷つけられずに。 「もっと丁寧に手を洗いなさい」 口から出たのは母の口癖だった。』 『「ねえ、チョコ好き?」やっと聞けた。 同じ弓道部の彼は、横にいる私をちらりと見ながら答えた。 「大好き」 珍しい笑顔にこちらがドキリとしてしまう。 「良かった。甘いもの食べないって聞いてたから」彼は不思議そうな顔をした後、急にその場でうずくまった。 「好き?の部分しか聞こえてなかった・・・・・・」』 『「好き」は貴方にあげたけど、人生まではあげられない。 右手薬指のペアリングを外した。 愛されないって泣くのは今日まで。 冷たいのも、雑な扱いも、許すよ。 ただの友達に戻るから。 「次付き合う子は大切にしてね』最後のメッセージを送信した。 長かった春が終わる。 私は少し、私のことが好きになった。』 『娘の結婚式で泣くなんてドラマの中だけだと思っていた。 「はっとされるような美貌もなければ、これといった特技もない私にも一つ自慢があります。 それは、あなたに目一杯愛されて育ったことです」手紙を持つその白いドレス姿は世界一綺麗だろう。 目の前がんでしまって、はっきりとは見えないけれど。』 『愛とは時間と言葉を尽くすこと、と友人は言った。 月のない夜。 私は狭い部屋で絵を描き続けている彼を見た。 甘い台詞なんて言わない人だ。 時間があれば机に向かっているし、出かけることも稀。 「もう眠い?」 顔を上げた彼が笑う。 その目が、神様みたいに優しかった。 愛がどうした。 私はただ君が好きだ。』 『「夫婦って言ったって、長く一緒にいると、愛なんか冷めちまう。普通はさ」祖父の通夜を終え、祖母は懐から煙草を取り出した。確かに、頑固者の祖父の扱いには苦労したことだろう。「でもねぇ、それでいいんだよ。死んで別れても苦しまずに済むから・・・」普通になれなかった祖母の頬は涙で濡れていた。』 『辛いことがあってもご飯が美味しいのは母のお陰だった。 理不尽なことを言われても我慢できるのは父のお陰だった。 自由な時間が減っても笑っていられるのは友のお陰だった。 一人になるまで何も分かってはいなかった。 本当の私は何層もの優しい盾に守られていただけの、今にも崩れそうない人間だった』
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「僕は君の心になろうか、それとも君の目になろうか。」 素敵な言葉がたくさん散りばめられてた。 一気読みできる本!
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140字の小説の中ではかなり好きな作家さん。今回も写真も素敵で良かったが、縦書きと横書きが混ざっていて、目線の動きとして読みにくいページがあったのが残念。
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