1,800円以上の注文で送料無料

少女を埋める
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-04-03

少女を埋める

桜庭一樹(著者)

追加する に追加する

少女を埋める

1,650

獲得ポイント15P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2022/01/25
JAN 9784163914909

少女を埋める

¥1,650

商品レビュー

3.4

49件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/01/18

なんて言葉と深く向き合って、責任を持っているのだろう!無責任な言葉ダダ漏れの私が「本が好き、本に携わる仕事がしたかった」なんて言うのも憚られる。美容院でこんな髪型でって上手く伝わらなかったり、伝えたつもりが違う意味で取られたり。言葉や文章難しい。言葉とも世間とも自分自身とも対峙す...

なんて言葉と深く向き合って、責任を持っているのだろう!無責任な言葉ダダ漏れの私が「本が好き、本に携わる仕事がしたかった」なんて言うのも憚られる。美容院でこんな髪型でって上手く伝わらなかったり、伝えたつもりが違う意味で取られたり。言葉や文章難しい。言葉とも世間とも自分自身とも対峙する冬子、かっこいい!って書いてる事も作者の意図とズレてたらごめんなさい。今の私の精一杯の読解。自分自身を点検し続ける。心に刻みます。

Posted by ブクログ

2024/09/25

すごく「今」読みたい本だった!!!!! 親の喪失を通して色々考えたり経験したことを私小説に落とし込んでいる作品。 「わきまえろ、同化しろ、さもなくば立ち去れ」というメッセージを送ってくる共同体(個人よりも共同体の維持が優先され変革をもたらす存在を排除する)に対し、わきまえないし、...

すごく「今」読みたい本だった!!!!! 親の喪失を通して色々考えたり経験したことを私小説に落とし込んでいる作品。 「わきまえろ、同化しろ、さもなくば立ち去れ」というメッセージを送ってくる共同体(個人よりも共同体の維持が優先され変革をもたらす存在を排除する)に対し、わきまえないし、出て行かない、そのままの存在でそこにありつづける(そして共同体を変えていく)という力強いメッセージを発していて心強かった。

Posted by ブクログ

2024/08/22

少女を埋める、 面白かったな〜。桜庭さんは戦う人なんだなと思った。 詳しいことは細かく書かれてるわけではないので、想像の部分になってしまうのだけど きっと桜庭さんはずっと闘ってた人なんだろうなと思った。 小説にするにあたって、お父さんの死や、お母さんとの会話、そこからの気持ちの表...

少女を埋める、 面白かったな〜。桜庭さんは戦う人なんだなと思った。 詳しいことは細かく書かれてるわけではないので、想像の部分になってしまうのだけど きっと桜庭さんはずっと闘ってた人なんだろうなと思った。 小説にするにあたって、お父さんの死や、お母さんとの会話、そこからの気持ちの表現、 自己内省が必要だし、その作業って楽じゃないと思う。 共同体と個人として自分の家族を見て、面白さもあったけど個人として勇気付けられた。 その後のキメラと夏の終わりには 少女を埋めるを受けて起きた騒動に綴られていて、読むのが辛くなるくらい。 地元で戦ったからこそ、絶対に負けられない戦いだったんだと思う。 親子関係なんて大抵は複雑で、そこにある空気や関係性は一言で言えないし、理解なんてできないんだろうけど、夏の終わりにで お母さんが桜庭さんの友人伝いで伝えた言葉が全てだろうなとおもった

Posted by ブクログ

関連ワードから探す