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地球の中身 何があるのか、何が起きているのか ブルーバックス
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地球の中身 何があるのか、何が起きているのか ブルーバックス

廣瀬敬(著者)

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地球の中身 何があるのか、何が起きているのか ブルーバックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/01/20
JAN 9784065266601

地球の中身

¥1,320

商品レビュー

4.6

7件のお客様レビュー

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2024/09/06

地下200kmより深いところでできた岩石は手に入れることができていない。ダイヤモンド鉱山は150km 以深由来のもの。 それより深いところは、実験装置によって作り出す。現在では地球中心を超える高い圧力の実験が可能だとのこと。 著者は、この装置を使って、地下2600kmに相当する...

地下200kmより深いところでできた岩石は手に入れることができていない。ダイヤモンド鉱山は150km 以深由来のもの。 それより深いところは、実験装置によって作り出す。現在では地球中心を超える高い圧力の実験が可能だとのこと。 著者は、この装置を使って、地下2600kmに相当する圧力で生成されたブリッジマナイトという鉱物に、125万気圧をかけることによって、新しいマントル鉱物を生成することに成功した。それは、ポストペロフスカイトというニックネームが付けられた。

Posted by ブクログ

2024/01/19

地球科学がどこまで進んでいるのかをまとめて教えてくれる流石ブルーバックスな一冊。プレートテクトニクス論について知りたくて読んだのだけど、他も色々面白かった。高圧高温実験によって、地球や他の惑星の成り立ちについてこれだけわかってきているのだなと新鮮な気持ちで読めた。

Posted by ブクログ

2023/04/09

壮大なスケールで世界を見直すきっかけになるような本。読んで良かった。意味もなく、読後、空を見上げる。小さな自分もこの宇宙に繋がっていて、この広い宇宙のどこかに必ず生命がいるだろうと、そんな空想に耽る。 地球の中身は大きく3つの層、地殻、マントル、コアに分けられる。地殻は卵の殻、...

壮大なスケールで世界を見直すきっかけになるような本。読んで良かった。意味もなく、読後、空を見上げる。小さな自分もこの宇宙に繋がっていて、この広い宇宙のどこかに必ず生命がいるだろうと、そんな空想に耽る。 地球の中身は大きく3つの層、地殻、マントル、コアに分けられる。地殻は卵の殻、マントルは白身、コアは君のようなもの。地殻とマントルは岩石、コアは金属のかたまり。コアの外核は液体、内核は固体だが、どちらも鉄。 距離感を数字で掴む。人類が地球に開けた最も深い穴の深さは12kmで、地球の中心までの距離のわずか0.2%に過ぎない。地球の中心までは6400km。エベレストの標高が8.8km、最も深いマリアナ海溝の水深10.9km。飛行機の高さは、約10km。国際宇宙ステーションが存在する熱圏は高度 400km。地底人を想像した映画や漫画が作られる程、その距離の差にロマンがある。 岩にも詳しくなる。初期の海は塩酸や硫酸などを多く含み酸性だった。この酸性の海水が岩石のナトリウムを溶かし出して塩濃度が高くなった。地球を代表する岩石の1つが花崗岩。マグマがゆっくり冷え固まってできる。花崗岩ができるのは水のある惑星。もう一つの岩石が玄武岩。マグマは急速に冷え固まってできる。富士山を作っているのも玄武岩、ハワイの溶岩も玄武岩。玄武岩は月にも火星にも太陽系内の岩石でできた天体の表面には必ずあるもの。月の黒い部分、うさぎに例えられる部分は玄武岩。白い部分は、斜長石と言う鉱物を主体とする斜長岩。世界で最古の岩石、片麻岩。 木星の衛星には表面が厚い氷で覆われていてその内側に海があると言われている。土星の衛星も表面が氷で覆われていることが確認されていて、冥王星の内部にも海があることがわかってきた。地球の生命とは異なるセントラルドグマ。その海に、生命がいたりするのだろうか。これが、何故かノスタルジックに読後の余韻となった。

Posted by ブクログ

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