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黄昏のベルリン 創元推理文庫
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黄昏のベルリン 創元推理文庫

連城三紀彦(著者)

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黄昏のベルリン 創元推理文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2022/01/19
JAN 9784488498153

黄昏のベルリン

¥1,320

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2023/10/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

2022/3/6読了 行空けや改行もなく、「――」で場面を転換する表現に戸惑った。 本作の発表は1988年だが、その翌年ベルリンの壁は崩壊し、東西ドイツは統一された。そこから更に30年以上経って、エルザとその子供はどうなったのか、と小説(フィクション)のことながら考えてしまったりする。

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2023/06/13

おぉ、場面の転換が早い。ダージで切り替えることによって、映像作品で同時進行してるように読める。こんな表現もあるのか。ダヴィンチコードばりに歴史上の人物に繋がっていた! 結局、青木はエルザか桂子、どっちを選ぶんだい。桂子には金輪際関わらずに、日本でひっそりと隠居してほしい。 これほ...

おぉ、場面の転換が早い。ダージで切り替えることによって、映像作品で同時進行してるように読める。こんな表現もあるのか。ダヴィンチコードばりに歴史上の人物に繋がっていた! 結局、青木はエルザか桂子、どっちを選ぶんだい。桂子には金輪際関わらずに、日本でひっそりと隠居してほしい。 これほど女の肉体に溺れるってどんな感じなのかしらん。

Posted by ブクログ

2022/03/30

時期は冷戦のさなか(ただし出版は1988年)。 欧州人を父に日本人を母に生まれ、生後しばらくして日本人夫婦の養子となる。 このような出自を持つ画家(兼大学教員)の男を主人公としたサスペンス。 ベルリンからの留学生の女性に自身の出生を告げられた主人公は、 彼女が属する『組織』のメ...

時期は冷戦のさなか(ただし出版は1988年)。 欧州人を父に日本人を母に生まれ、生後しばらくして日本人夫婦の養子となる。 このような出自を持つ画家(兼大学教員)の男を主人公としたサスペンス。 ベルリンからの留学生の女性に自身の出生を告げられた主人公は、 彼女が属する『組織』のメンバーとともに欧州を歩む。 パリ、リヨン、西ベルリン、東ベルリン、 これらの都市を経て見出した秘密とは・・・ といった作品。 主人公の秘密追求をメインとしていますが、 南米に潜伏していた元SS隊員、身分を変えパリで豪奢な生活を送る元SS隊員、 恋する女を追う東ベルリンの青年、東から西へ脱出した大物政治家、 そして複数の『組織』。 これらのストーリーも存在し、群像劇的な面もあります。 各ストーリーはラストまでに収束し、「どんでん返し」的なものもあり、 サスペンス小説としてまとまっていると思います。 しかし、仕方のないこととはいえ、日本人が主人公であるため、 背景となっている秘密との関連付けに無理がありすぎて、 どうしても荒唐無稽さを感じてしまいます。

Posted by ブクログ

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