商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2022/01/20 |
JAN | 9784909394620 |
- 書籍
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気のはなし
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気のはなし
¥1,870
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
気は時代や場所によって意味が結構違う。日本で気というと何だか曖昧でフワッとしたやつを想像しがちだが中国の気は硬いしデカくなる、という話はなるほどーとなった。武術で気っぽいやつは大体物理なんだって。それは残念
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怪しい、うさんくさいと思われがちな「気」。 中医学薬膳を勉強して「気」の意味を学んだり、日常生活でも「気」の滞りや流れてる時のリラックスした感じを感じることはとてもあるのだけれど、家族からは東洋医学とか漢方とか言って怪しいよ、と言われたりします。 鍼灸師の若林理砂さんが独特の...
怪しい、うさんくさいと思われがちな「気」。 中医学薬膳を勉強して「気」の意味を学んだり、日常生活でも「気」の滞りや流れてる時のリラックスした感じを感じることはとてもあるのだけれど、家族からは東洋医学とか漢方とか言って怪しいよ、と言われたりします。 鍼灸師の若林理砂さんが独特の感覚でおもしろく、楽しく解説する、やっぱり不思議で謎多き「気」の世界 「気」の時代の流れの中での捉え方、マジカルな「気」、東洋医学や科学からみた「気」、養生における「気」。 気力がない 気合いで頑張る 気が散る 気のせい 気が合う などなど 気って気づかないうちにそばにあるなと思いました。 ちょうど最近、ずっと気になりながら怖くて挑戦できなかった鍼の施術を受け始めました。 中国歴史ドラマの治療シーンにでてきて、やってみたかった脈診や鍼治療。 加えて漢方薬や薬膳といった食養生。 自分の身体を自分で見つめていく過程がとてもおもしろいと感じています
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コロナ禍の数年、ちょっと具合が悪くなると、「いやいや、病は気から」と自分に言い聞かせ、人からもよく言われた。そんな時、本書のタイトルが飛び込んできた。とはいえ、本書で扱っているのは、「気の持ちよう」の「気」ではなく、「気功」などのミエナイチカラ、「気」である。 ポップな装丁に、...
コロナ禍の数年、ちょっと具合が悪くなると、「いやいや、病は気から」と自分に言い聞かせ、人からもよく言われた。そんな時、本書のタイトルが飛び込んできた。とはいえ、本書で扱っているのは、「気の持ちよう」の「気」ではなく、「気功」などのミエナイチカラ、「気」である。 ポップな装丁に、くだけた文体ではあるが、中身はなかなか硬派で、しっかり中国の古典の原著にあたり、解説がされている。中国、日本、韓国で気の捉え方が微妙に異なるなんて初めて知った。 興味深かったのは、鍼灸師さんが、いわゆるツボをどのように見分けているのかという説明。予約が取れない鍼灸師でもある著者だけに、その説明はリアルだった。なるほどね、そういうふうに捉えているのかとおもしろかった。一歩間違えると、この手の話はカルトな方向へ進みかねないが、著者がその点は厳に戒めていることも好感がもてる。 では、本書を読んだことで気について理解したかというと、そんなことは全くなく、読む前と同じく全然わからないのである。まあ、「理解した!」などと軽々に言うと著者も驚いてのけぞるだろう。ただ、少しだけ知識は増えて、解像度は上がったかもしれない。
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