商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アストラハウス |
発売年月日 | 2021/12/27 |
JAN | 9784908184338 |
- 書籍
- 書籍
アウシュヴィッツの小さな姉妹
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アウシュヴィッツの小さな姉妹
¥1,900
在庫あり
商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
2024年8月14日 ビルケナウに姉妹で収容された。6歳と4歳。 そこに収容された21万6000人の子どものうち生き残ったのはタチアナとアンドラ姉妹を含め451人。 ユダヤ人の当然の運命と受け入れてしまうのは幼なすぎるから。つらくてもほかの場所など思いもつかない、その現実に生きな...
2024年8月14日 ビルケナウに姉妹で収容された。6歳と4歳。 そこに収容された21万6000人の子どものうち生き残ったのはタチアナとアンドラ姉妹を含め451人。 ユダヤ人の当然の運命と受け入れてしまうのは幼なすぎるから。つらくてもほかの場所など思いもつかない、その現実に生きなくてはならない。それは大人の囚人もそうだったらしい。鉄条網の向こうは現実の世界ではないと、夜と霧のフランクル氏も言っていた。 幼ない子どもはユダヤ人はそうなんだと理解した。自己評価が低いなんていう次元ではない。 それでも前を向いて生きていく強さ。寛容の気持ち。母や家族、親戚、ゆ友人との繋がり。ニュートラルな尺度で語る姉妹が素晴らしい。 このできごとを人類の教本にして、平和で平等な社会にしていこうと思う。全人類に広めていかないといけない。
Posted by
本人たちの幼少時代の体験が克明に語られており、母親の執念や数々の偶然も重なり生き延びることができたという貴重な体験記。 ゾンダーコマンドやカポーなど監視員との関係性など運良く切り抜けることができたということもあったようです。 従兄弟の?男の子が人体実験の被験者に選ばれてしまい、...
本人たちの幼少時代の体験が克明に語られており、母親の執念や数々の偶然も重なり生き延びることができたという貴重な体験記。 ゾンダーコマンドやカポーなど監視員との関係性など運良く切り抜けることができたということもあったようです。 従兄弟の?男の子が人体実験の被験者に選ばれてしまい、その後殺されてしまったくだりはかなり残酷といいますか...
Posted by
6歳と4歳でアウシュヴィッツに入れられた姉妹から見たホロコーストの話。幼かったせいか、淡々と語られる話はそれほど悲壮感はない。しかし、大好きな母親と引き離され、飢えと寒さに苦しみ、親に会えるとだまして人体実験をした後に子どもを殺したという話は身の毛がよだつ。またその時々で話す言語...
6歳と4歳でアウシュヴィッツに入れられた姉妹から見たホロコーストの話。幼かったせいか、淡々と語られる話はそれほど悲壮感はない。しかし、大好きな母親と引き離され、飢えと寒さに苦しみ、親に会えるとだまして人体実験をした後に子どもを殺したという話は身の毛がよだつ。またその時々で話す言語を変えなければならなかった苦しみも相当だろう。とても読みやすい本でした。
Posted by