商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/12/22 |
JAN | 9784103525820 |
- 書籍
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一九六一 東京ハウス
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一九六一 東京ハウス
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商品レビュー
3.4
36件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2家族が、1961年の団地生活を体験するリアリティショーのキャストとして応募し当選、ヤラセではないと見せかけて… 一方は貧乏、一方は富裕な環境を用意し、恣意的に格差をつけていた。 実は昔起こった凶悪殺人事件の犯罪者が夫役で当選させられており、奴に復讐したい被害者遺族たちの思惑があった。 しかも一人だけじゃなかった。制作会社社長:1人目が企画の糸を裏で引いており、真犯人を炙り出し 局の上層部は上層部で貧乏家庭設定の長女(女優志望)が殺された設定にして偽の警察達を仕込み、 さらに制作会社の営業マン:2人目も富裕家庭設定の妻(夫と離れたがっていた)を抱き込んで夫を殺させた それぞれがそれぞれのシナリオ通りに動いた結果 犯罪者は殺されて良かったが、 最悪の結末(貧乏設定の母が無理心中。。)に。 その母も昔兄に虐待されて心を病んでいたようだし いい家庭を築き上げようとしていたのに、触らぬ神に祟りなしってところか…欲をかくとアカンっていう TV局と制作会社の関係性を描いたあたりも面白かったな あと、TVは実際に色々なジャンルで台本があるので インタビューも仕込みだったり、無意識に視聴者を騙すことが常態化していたが 最近はコンプラで変わってきているのだろうか…。 真梨さんの作品は毎回誰も幸せにならないらしい。 『イヤミスの旗手』と呼ばれるほど、とも 中毒性のある作家さんがまた増えた。次はどの作品を読もうかな
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TVのリアリティショーとして1961年の団地を再現し、2組の家族に昭和の生活を体験してもらう。そんな設定でストーリーは始まる。が、状況は二転三転、どれが台本どうりの仕込みで、どれが現実に起きたことなのか…。 現実にリアリティショーで人が亡くなっていることを踏まえての作品。次々変...
TVのリアリティショーとして1961年の団地を再現し、2組の家族に昭和の生活を体験してもらう。そんな設定でストーリーは始まる。が、状況は二転三転、どれが台本どうりの仕込みで、どれが現実に起きたことなのか…。 現実にリアリティショーで人が亡くなっていることを踏まえての作品。次々変わる設定もどうかと思うけど、私は楽しめない作品だった。
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本当にことを知りたいがために舞台を用意する。なかなかに大掛かりだ。それが入れ子になっている。過去の話と現在の話が入り乱れ、ええ! という感じ。
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