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作家の値うち 令和の超ブックガイド
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作家の値うち 令和の超ブックガイド

小川榮太郎(著者)

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作家の値うち 令和の超ブックガイド

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 2021/12/15
JAN 9784864108591

作家の値うち

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商品レビュー

3.1

16件のお客様レビュー

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2025/04/22

今となっては古典と呼ばれる作品ばかり読んで来ており現代小説には全く触れていなかった。 友人が現代小説をかなり読んでいるので話を聞いている内に興味が湧いて読み始めたのが最近の話である。 友人から得た情報で本書に挙げられている作家の名前は何人か知っていたが現代小説を知らなさすぎるの...

今となっては古典と呼ばれる作品ばかり読んで来ており現代小説には全く触れていなかった。 友人が現代小説をかなり読んでいるので話を聞いている内に興味が湧いて読み始めたのが最近の話である。 友人から得た情報で本書に挙げられている作家の名前は何人か知っていたが現代小説を知らなさすぎるので、情報収集として本書を手に取った。 結果的には多くの現代小説を知る事が出来て良かったのだが、著者の意見に同意できない事がありそれが気になってしまった。 文壇会を盛り上げるという意味で、賛否両論を含めた事も踏まえての執筆だとは分かっているのだが、どうしても気になる事がある。 著者は有名な文豪の名を冠した賞などに、プロの作家レベルに到達していない作品が選ばれていると言及している。 彼らを安物扱いして罪の意識は無いのか、とまで言っている。 しかし、著者の言う所の小説と呼べない作品に救われる読者もいるのだ。 それを心から楽しんで感動している読者だっている。 それを塵芥のように言われるのはきっと悲しいだろう。 私自身も芥川龍之介や江戸川乱歩、三島由紀夫は愛読してきた。だが現代小説を読んでいても必ず何か気付きや感動を得られている。 小説もそれぞれ好みがあり人に寄って評価が分かれるのは当たり前なのだが、読者の為に一生懸命に書いた作品には変わりない。どうしてもこの件が気になってしまい、感情的になってしまった。

Posted by ブクログ

2025/02/25

現代文学を知る上では非常に参考になる本ではある。 純文学・大衆文学の500作品を著者が読み、点数と作品について文章を書いている。 しかし、点数を鵜呑みにするのは読書を楽しむ上では微妙だと感じた。 著者自身も80点つけたものと50点以下のものを比べて読んでみてと述べており、その結...

現代文学を知る上では非常に参考になる本ではある。 純文学・大衆文学の500作品を著者が読み、点数と作品について文章を書いている。 しかし、点数を鵜呑みにするのは読書を楽しむ上では微妙だと感じた。 著者自身も80点つけたものと50点以下のものを比べて読んでみてと述べており、その結果、著者自身も自分の読書の腕前を批評されているとしている。 何冊か読んでみたが、意外にも50点つけてる作品でも面白いものがあり、80点以上つけていてもそうかな?自分にはそこまで魅力には感じない作品もあった。 ブックガイドとしては楽しめるし、本屋で本を選ぶ際には点数を無視して自分の興味のある本を買って、本の点数と評価が書かれた文章と自分の感想を比べてみるのが使い道としては正しいようにも感じた。

Posted by ブクログ

2024/12/04

◆独断で一刀両断、英断だが言語道断? まさに禁断のブックガイド2冊 ブックガイトは数あれど、100人の現存作家の500以上の小説すべてに、 100点満点を付けるという、なんとも恐れ多いことをやってのけた本が2冊あります。 1冊目は、2000年刊の福田和也『作家の値うち』。 著...

◆独断で一刀両断、英断だが言語道断? まさに禁断のブックガイド2冊 ブックガイトは数あれど、100人の現存作家の500以上の小説すべてに、 100点満点を付けるという、なんとも恐れ多いことをやってのけた本が2冊あります。 1冊目は、2000年刊の福田和也『作家の値うち』。 著者は、江藤淳に見いだされた文芸評論家で、 デビュー10年にして新潮新人賞や三島由紀夫賞の選考委員にもなった人物。 まさに江藤淳ばりの保守の論客としても知られていました。 「ワインを点数評価した『ボルドー』のような本が、小説でもできないか」 という出版社社長の発案を受け、 彼の著書名でもある『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』を駆使し、 500以上の作品をすべて読んだうえで書き上げたブックガイドなのです。 その思いは「どう見ても価値のない作品が文学賞を受賞する一方、 優れた作品が何の反応も評価も受けないまま消え去っていく」ことに対する苛立ちでした。 刊行後、当然のことながら、文壇・読書界に激震が走り、論争も発生。 その顛末・後日談として、1年も経たないうちに『「作家の値うち」の使い方』 という本まで出しています。 もう1冊は、2021年刊の小川榮太郎『作家の値うち』。 体調不良続きだった福田氏(2024年9月に63歳で病没)の代わりに、 出版社社長が小川氏に執筆を依頼。 事実上の改訂版にあたる同名書として刊行されました。 サブタイトルは「令和の超(スーパー)ブックガイド」。 この方も文芸評論家ではありますが、 福田氏以上に右寄りで、安部晋三氏を支持し、朝日新聞と争ったり、 雑誌『新潮45』でLGBTへの差別的表現で問題となった『杉田水脈』論文を 擁護する寄稿をしたりと、この本ではなく、政治的活動で世間を騒がせていました。 とはいえ、著者は異なれど、同じ形式を踏襲し100作家を網羅。 しかも掲載作家も半数をその後活躍中の人に入れ換えた、 比類なきブックガイドであることに変わりはありません。 何より、自分が好きな作家の作品や、未読だが気になるに作品が、 どう評価され何点がつけられているかは、誰しも気になりますよね。 少し紹介しますと、「福田版」では、五木寛之は総じて評価が低く 「時の経過に耐え得なかった」として7作品すべてが40~50点。 高橋源一郎は4作品ですが、91点から21点まであり極端。 「小川版」では、原田マハは4作品が65点から18点まであり、 三浦しをんは4作品で63点もあれば、なんと0点の作品も。 さらに全作品通じて採点不能が4作品。マイナス90点もありビックリ。 これ以上は、ご興味があれば両書を読んでみてください。 「なるほど」と感じるところもあれば、「?!」と思うところもあり、楽しめます。 また、両書には、約半数は同じ作家が掲載されていますので、 読み比べるという楽しみ方もできます。

Posted by ブクログ