私たちは何を悩んできたか 高校生が語った子どものころの悩み

永野恒雄(編著)

• 販売会社／発売会社: 同時代社
• 発売年月日: 2021/12/09
• JAN: 9784886839138

商品レビュー

2022/01/26

第一章　カラダの悩み
やめられない指シャブリ
だんだんホクロがふえてくる
階段が私の食卓だった
とまらないオネショ
身体の悩みあれこれ
第二章　疑問と悩み
なぜヒトは死ぬのか
「宇宙を創ったもの」を創ったものは？
私以外はみんなロボット
私の母はオナラをしない
子どもは小さな哲学者だ／ニセ家族という疑惑
第三章　コダワリと悩み
メンソレータムの少女の名前
マンホールの誘惑
消しゴムの使い方にこだわる
命と同じくらい大切な布きれ
子どもと強迫性障害
第四章　不安と悩み
愛犬ヒミコよ死なないで
母の浮気はワタシが防ぐ
霊にとりつかれてしまう
私は親の死に目に会えない
死の不安と哲学的疑問／子どもの思想的開き直り

第五章　罪悪感と悩み
ウソをつくと地獄に行く
気がつくと大ウソつきになっていた
私が殺した生き物たち
なくした委員バッチ
ウソとサトラレの関係

第六章　家族の悩み
家族の笑い顔も今のうち
私はエビトリ川で拾われた
なぜ私にはお父さんがいないの？
ベンツ・豪邸・キュウリサンド
「捨て児宣告」という民俗／「貧富の差」と序列主義

第七章　イジメの悩み
ついに相手をタコなぐり
いじめられっ子のウラミは深い
いじめていた子からの手紙
学校でウンコをしただけで
いじめた側からの証言／学校と排便をめぐる問題

第八章　成長と悩み
どうしてもウサギになりたい
私の背はもう伸びないの？
昔の僕はヒーローだった
土曜深夜に受けた性教育
子どもを演ずる子どもたち