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企業戦略論 戦略経営と競争優位 新版(上) 基本編

ジェイ・B.バーニー(著者), ウィリアム・S.ヘスタリー(著者), 岡田正大(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2021/12/08
JAN 9784478111673

企業戦略論 戦略経営と競争優位 新版(上)

¥2,640

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2022/04/08

言わずと知れたJ・B・バーニーによる企業戦略論の上巻。ここまでわかりやすいのかというのが衝撃だった。引っかかりもなく(それが悪い可能性もあるのだが)スルスルと読めてしまった。 バーニーになってポジショニングだけではなく企業の内部環境に注目すべきという理論が生まれたわけだけど、その...

言わずと知れたJ・B・バーニーによる企業戦略論の上巻。ここまでわかりやすいのかというのが衝撃だった。引っかかりもなく(それが悪い可能性もあるのだが)スルスルと読めてしまった。 バーニーになってポジショニングだけではなく企業の内部環境に注目すべきという理論が生まれたわけだけど、その白眉がリソース・ベースド・ビュー、VRIOになる。企業が競争優位性をどこで獲得するのか要はそれが競争に勝ち抜くためには重要でその分析をすべきなんだということなんだと思う。 実際に戦略を立てる際にはもう一歩踏み込んだ分析が必要で、その方法論は中巻以降で語られるのだろうか。楽しみである。 どこかにあるのかも知れないけれど、課題の解答例があるとありがたかったなと思うけど、教科書だから授業で検討してくれということなんだろうな。

Posted by ブクログ

2022/01/30

(上中下巻あわせての感想) これまで読んだ経営戦略の分野では、バーニーの「企業戦略論」が一番好きで、私が、いろいろ経営戦略系のことを考えるときの基盤になっているように思う。 私は、「なんて明確に論理立てて説明してくれる本なんだろう!」と思っていて、経済学の基礎知識がある人は、...

(上中下巻あわせての感想) これまで読んだ経営戦略の分野では、バーニーの「企業戦略論」が一番好きで、私が、いろいろ経営戦略系のことを考えるときの基盤になっているように思う。 私は、「なんて明確に論理立てて説明してくれる本なんだろう!」と思っていて、経済学の基礎知識がある人は、賛同してくれるのだが、そうでない方には、どうも「難しい」らしい。 そんな「企業戦略論」の新版。 「いや〜、もうロジック系、戦略系は十分です。卒業しました」と思いつつ、一応、確認のため読み始めたら、これがやはりすごくて、一気に読んでしまった。もやもやがスッキリと晴れわたる感じです。 前の日本語ヴァージョンの原著は、第2版で2002年の出版。今回のは、第6版で2020年のもの。出てくる事例はその分アップデートされ、その間の議論が取り入れられているというのは当然として、この新版はもっと広い人たちが読み進めることができるレベルにわかりやすくなっている。 それは、この間に、この本の位置付けが、経営学大学院生向けのテキストから、経営学の学部生やMBAの学生むけのものになっているというのがある。 そのため、細かい専門的な議論は、省略されたり、コラムに移されている。内容がわかりやすくなることに伴い、重要度のランキングみたいなのが見えやすくなって、議論の全体像が見えやすくなっている。 さらに、ポジショニング派とリソース・ベースト・ビュー派とが完全に統合されたものになっている。(前のヴァージョンも統合されていると思っているけど、さらに統合が進んだ印象) また、「企業倫理と戦略」というコラムが各所に設けられていて、近年の企業の社会的責任の議論との関係での論点が提示されている。 分量も以前のものに比べるとやや薄くなったので、経営戦略の入門図書を読まれた方は、2〜3冊目の中級のテキストとして、読むといいと思う。 もちろん、この本に書いてあることが全てではなく、この本は、基本、経済学をベースとした戦略論のテキスト。最近は、より心理学などをベースとした議論が増えているので、そういうところは、別の本を参照する必要がある。 あと、細かいところでの感想をいくつか? ポーターの3つの基本戦略のうち「集中戦略」については、前著でもなにをもって「集中」とするかは相対的ではないかという指摘があったように思うが、今回は、はっきりとポーターの基本戦略は、「コストリーダーシップ」と「差別化」の2つとすっきりと整理していて、3つ目の戦略概念として、「柔軟戦略」を位置付けているのも、かなりスッキリした。 ポーター関係では、「戦略グループ」の議論が、今回は言及されていない。結局のところ、この話しも市場をどういう単位でみるかという話しで、「集中戦略」がなくなると同時に、「戦略グループ」の概念もあまり有効性がなくなったんだな〜。(わたしも実務的にあまり現実的な議論には思えていなかった) あと、全社戦略で、PPMの言及がないというのも、あらためてすごいな。これはどんな入門書にもでているはずだが、経営学的には、ほぼ意味のない議論なんだな、と、あらためて思った。 ついでに、アンゾフのマトリックスもない。それと同様の概念は書かれているわけだが、ツールとしては明示的にはでてこない。これも、思考ツールの一つであって、学術的な意義はそこまで大きくないのかもしれない。 こんな感じで、なにが書いてあるかということに加え、なにが書かれていないかというのも、この本をよむときには面白い視点。 ややマニアックだけど、テキストが学部性向きになることで、前のヴァージョンにはあって、この本には書いていない専門的な議論で、今でも有効な概念もあるので、もともとのヴァージョンも持っておくとよいかも?

Posted by ブクログ

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