商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2021/12/09 |
JAN | 9784344431423 |
- 書籍
- 文庫
文豪はみんな、うつ
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文豪はみんな、うつ
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夏目漱石。幻覚や妄想を伴う精神病性うつ病。 有島武郎。几帳面、仕事熱心、凝り性、強い正義感、責任感。うつ病患者の性格特徴。 芥川龍之介。睡眠障害、食欲不振、全身の倦怠感。睡眠薬の過剰摂取による幻覚・妄想。 宮沢賢治。双極性障害。 中原中也ちゅうや。幻覚・妄想。 太宰治。...
夏目漱石。幻覚や妄想を伴う精神病性うつ病。 有島武郎。几帳面、仕事熱心、凝り性、強い正義感、責任感。うつ病患者の性格特徴。 芥川龍之介。睡眠障害、食欲不振、全身の倦怠感。睡眠薬の過剰摂取による幻覚・妄想。 宮沢賢治。双極性障害。 中原中也ちゅうや。幻覚・妄想。 太宰治。20歳のとき、睡眠薬カルモチンの大量服用による自殺未遂。結核の悪化による身体的衰弱。 谷崎潤一郎。不安神経症(パニック障害)。突然の動機、呼吸困難、めまい。発作時の強い不安・恐怖感。さらに、強迫神経症。否定しても繰り返し浮かぶ観念や衝動。 川端康成。睡眠薬中毒。
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病跡学パトグラフィー。 四半世紀前は、憧れていたジャンルだなぁ……。 各章ごとに読み応えがあるのは勿論だが、なんと巻末解説を島田荘司が書いているのが、面白ポイント。 御大いつもの日本人論をぶつが、後輩ミステリ作家にもとばっちりをかけて、堂々たる名(迷)解説で、読み甲斐あり。 @...
病跡学パトグラフィー。 四半世紀前は、憧れていたジャンルだなぁ……。 各章ごとに読み応えがあるのは勿論だが、なんと巻末解説を島田荘司が書いているのが、面白ポイント。 御大いつもの日本人論をぶつが、後輩ミステリ作家にもとばっちりをかけて、堂々たる名(迷)解説で、読み甲斐あり。 @ 目次 第1章 夏目漱石―一八六七~一九一六(享年四十九) 第2章 有島武郎―一八七八~一九二三(享年四十五) 第3章 芥川龍之介―一八九二~一九二七(享年三十五) 第4章 島田清次郎―一八九九~一九三〇(享年三十一) 第5章 宮沢賢治―一八九六~一九三三(享年三十七) 第6章 中原中也―一九〇七~一九三七(享年三十) 第7章 島崎藤村―一八七二~一九四三(享年七十一) 第8章 太宰治―一九〇九~一九四八(享年三十九) 第9章 谷崎潤一郎―一八八六~一九六五(享年七十九) 第10章 川端康成―一八九九~一九七二(享年七十二) おわりに 文庫版あとがき 解説 島田荘司
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精神科の医師である著者による、明治から昭和の文豪たちの精神分析。 「島田清次郎」のことは知らないことだらけ。
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