商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/12/04 |
JAN | 9784022650221 |
- 書籍
- 文庫
源頼朝の世界
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源頼朝の世界
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
「鎌倉殿の13人」のサブテキストとして読んだ。ドラマでは疑問だった点(北条が親族や同僚を滅亡させる執念)が分る内容になっている。なるほど、北条は三浦や伊東とは同等の豪族ではなく、格下の小豪族だったのか。頼朝は信頼できる家臣がいなかったのか。 ドラマではさらっと流されていた設定の背...
「鎌倉殿の13人」のサブテキストとして読んだ。ドラマでは疑問だった点(北条が親族や同僚を滅亡させる執念)が分る内容になっている。なるほど、北条は三浦や伊東とは同等の豪族ではなく、格下の小豪族だったのか。頼朝は信頼できる家臣がいなかったのか。 ドラマではさらっと流されていた設定の背景が分かり、鎌倉時代の価値観や生き方がだいぶ理解できた。
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「鎌倉殿の13人」の復習ができて大満足。とくに「北条義時」の章。読めば読むほど、知れば知るほど面白い。鎌倉時代のこと、もっと早く読んで知りたかったなあ。
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」に刺激を受け、3冊目の永井路子を手に取りました。相当「吾妻鏡」を読み込んで、この時代の人物、相関関係を研究されてる方なので、読んでて安心感があるし、何よりめちゃくちゃ面白い。歴史って楽しいな〜と、思わせてくれる。 頼朝が鎌倉幕府を作ったわけで...
NHK大河ドラマ「鎌倉殿と13人」に刺激を受け、3冊目の永井路子を手に取りました。相当「吾妻鏡」を読み込んで、この時代の人物、相関関係を研究されてる方なので、読んでて安心感があるし、何よりめちゃくちゃ面白い。歴史って楽しいな〜と、思わせてくれる。 頼朝が鎌倉幕府を作ったわけではなく、坂東武者の力によるものだということや、乳母夫の持つ力の大きさ(比企尼vs阿波局=頼家vs実朝)、何もしないように見える北条義時がだんだん力を持ち、父時政と牧の方を失脚させるまで冷酷に成長する様などドラマの教本としては最高の一冊です。 その他、梶原、比企、新田、畠山と次々失脚していく中で、粘り強く北条とやり合う三浦義村や、平清盛、木曾義仲、源義経と力を持つものを頼って生き延び、頼りにならないと知ると非常に振り捨てる後白河法皇の生き方。関係を持つ女性の力でのしあがっていく源(土御門)通親、和歌の才能でもって九条家から後鳥羽院、土御門通親から幕府へと常に主流にくっついて生きる藤原定家など、狡猾に生きる当時の公家や武将を紹介する。面白い!
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