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SFマンガ傑作選(文庫版) 創元SF文庫
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SFマンガ傑作選(文庫版) 創元SF文庫

アンソロジー(著者), 福井健太(編者)

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SFマンガ傑作選(文庫版) 創元SF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/11/29
JAN 9784488789015

SFマンガ傑作選(文庫版)

¥1,540

商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2024/11/27

オールタイムベストの傑作選でなく、1970年代を中心に14名のメジャー作家から収集したSF漫画傑作選。読み終えた直後の感想は「じゃあ、90年代00年代でも出してください」ですね。 SFは好きなジャンルの一つで「science fiction」から「すこしふしぎ」まで、なんでもこ...

オールタイムベストの傑作選でなく、1970年代を中心に14名のメジャー作家から収集したSF漫画傑作選。読み終えた直後の感想は「じゃあ、90年代00年代でも出してください」ですね。 SFは好きなジャンルの一つで「science fiction」から「すこしふしぎ」まで、なんでもこいどんとこい、で読むのですが、知れば知るほど自分の既知範囲の狭さに平身低頭の思いが強まります。 巻末のSFマンガ史概観の紹介されている作品でも。既読、未読で括れば圧倒的に未読が多く、まだまだ未知の地平があると考えれば嬉しくもあるけど、未踏の荒野と考えると恐ろしくもなる。 やはり、少女漫画に触れてこなかったのがいけないのか。 「萩尾望都」「竹宮惠子」らの代表作ぐらいは読まないといけないのでありましょう。 マンガですらこの思いを抱くのだから、小説まで広げると言及することすら憚られる。 時間が足りない。現行の作品、過去の作品、未来の作品。興味をそそる数が減ることはないので、減ってゆくのはただただ自分の時間だけです。時間巻き戻らないかな「リディアの住む時に…」みたいな。 時間巻き戻るタイプの作品で、自分の都合よく使えるぜラッキー、みたいな能天気な作品ってないよね。何かしらのしっぺ返しがあるし。 まあ、そんな都合の良いだけの物語に、求心力はないしなぁ。 「あそび玉」「シルベスターの星から」が好きです。 「金星樹」と「ミルクがねじを回す時」も好きだけど、初読でないのでちょっとはずす。初読でないのに展開を知っているのに、面白いと思えるのは、琴線をよほど震わせてくれるのでしょう。

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2024/08/31

 編者によると、『SFマンガ傑作選』と銘打たれた本書は、「黄金期である1970年代を中心として、メジャー作家の名編を採ることにした。目的は…有用な起点を示すことにある」とのこと。  本書に採用された作家は、手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都、石ノ森章太郎、諸星大二郎、竹宮恵子...

 編者によると、『SFマンガ傑作選』と銘打たれた本書は、「黄金期である1970年代を中心として、メジャー作家の名編を採ることにした。目的は…有用な起点を示すことにある」とのこと。  本書に採用された作家は、手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都、石ノ森章太郎、諸星大二郎、竹宮恵子、山田ミネコ、横山光輝、佐藤史生、佐々木淳子、高橋葉介、水樹和佳子、星野之宣の14名。  マンガはあまり読んでいないので、佐々木淳子さん以下の作家はその名前すら知らず、また本書収録作品で読んだことのあるのは、手塚治虫の『アトムの最後』ただ一編。  ロボット、コンピュータ、超能力者、ミュータント、人類滅亡の危機、宇宙からの異生物の襲来、別時間等々、正にSFといったテーマで描かれる各作品は、短篇ではあるがいずれも読み応えがある。  ストーリー性のある作品ももちろん良かったが、高橋葉介の『ミルクがねじを回すとき』は、キュートでチャーミングな女の子ミルクの無邪気な残酷さをコント風に描いていて、ちょっと変わった面白さだった。  編者による「SFマンガ史概説」が付されていて、興味の湧いた作者、作品を探すのに役に立ちそう。

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2023/10/10

山田ミネコの冬の円盤は知っていたが、これだけではなあと思った。 この漫画はせめて次作「誕生日が来ない」まで読まないと、この時点から既に張ってある伏線が回収できない。 解説でもそこにほとんど触れていないのは片手落ち。 本当は星野と笑の話はこの後数千年規模の未来まで続くとか真砂流は実...

山田ミネコの冬の円盤は知っていたが、これだけではなあと思った。 この漫画はせめて次作「誕生日が来ない」まで読まないと、この時点から既に張ってある伏線が回収できない。 解説でもそこにほとんど触れていないのは片手落ち。 本当は星野と笑の話はこの後数千年規模の未来まで続くとか真砂流は実はこの後…とかそこまでいくときりがないが。 佐々木淳子の初期作は初めて見たが、らしい読後感だった。 後に繰り返す時間を破るという似たコンセプトの短編があったが、こっちの方とは似てはいても大分趣が異なる。 解説がどうにも巧くないのがどれも気になるな。 適当にマイナーどころを集めて、やっつけで解説つけただけではなあ。 作品の背景とか良さは、この程度の解説では知っている人間はともかく現代人には伝わらないだろうな。

Posted by ブクログ

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