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2034 米中戦争 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
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2034 米中戦争 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション

エリオット・アッカーマン(著者), ジェイムズ・スタヴリディス(著者), 熊谷千寿(訳者)

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2034 米中戦争 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2021/11/11
JAN 9784576211220

2034 米中戦争

¥1,430

商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2024/08/06

米中戦争が近未来で起こるとしたというシミュレーションとして読みました。 作者の一人は米国海軍の重鎮で、小説という形にしたのは、警告の物語として強く記憶に残ると思ったからと述べている。 米中双方の偉い人達は相手の取るであろう行為を推測できるので、結果として全面戦争の抑止力が働くはず...

米中戦争が近未来で起こるとしたというシミュレーションとして読みました。 作者の一人は米国海軍の重鎮で、小説という形にしたのは、警告の物語として強く記憶に残ると思ったからと述べている。 米中双方の偉い人達は相手の取るであろう行為を推測できるので、結果として全面戦争の抑止力が働くはずという核抑止力の論理は簡単に破られる。「目には目を」というポピュリズムに押される政権は、全面核戦争へエスカレートする道を簡単に選んでしまいそうです。ポピュリズムに負けない、やられてもやり返さない理性的な政権を選ぶ必要あります。ことし選ばれる新米大統領は大丈夫でしょうか? 通常兵器の戦争での負け戦が戦術核を使う理由になるという本ストーリーは現在進んでいる戦闘を考えると畏怖を感じる。ロシアもイスラエルの政権も、通常兵器で大敗したら、民衆の目を戦術核を使ってきそうです。攻撃の応酬のエスカレートを止める手段が、本小説のようにあるとは思えない。背筋が寒くなります。

Posted by ブクログ

2024/02/05

米海兵隊の特殊部隊に従軍していたアッカーマンとNATOの最高司令官も務めた元米海軍大将スタヴリディス提督が書いた米中戦争のシミュレーション。 戦争という国家間の危機においても、当たり前だけれどそこには判断、実行を重ねる個人がいて、その積み重ねが結果につながるのだと改めて感じた。...

米海兵隊の特殊部隊に従軍していたアッカーマンとNATOの最高司令官も務めた元米海軍大将スタヴリディス提督が書いた米中戦争のシミュレーション。 戦争という国家間の危機においても、当たり前だけれどそこには判断、実行を重ねる個人がいて、その積み重ねが結果につながるのだと改めて感じた。 各登場人物の背景や考え立場が表現されていて、少しずつ思惑のボタンがかけちがうことでエスカレートしていくさまがリアルで、恐ろしくて、興味深かった。 国家間の歴史、関係性や地理、ホワイトハウスの高官や米海軍での役職などの分掌を理解して読むと、より面白さを感じられる気がする。 これからは国防においてはサイバー能力がいかに重要かということについても理解が進んだ。 日本の外務省が中国のサイバー攻撃を受け大規模な情報漏洩を起こしていたとのニュースを目にしたばかり(しかも米政府から警告までもらっている)で不安は募る 今後もサイバーセキュリティの観点でもニュースにアンテナをはろう

Posted by ブクログ

2023/01/25

CSISのウォーゲームのような米中戦争のシュミレーション 戦闘経過は違うものの、戦争の結果と戦後の世界秩序の変化については、CSISのレポートに似ているのではないか? 本書は2034だが、2027までに起こりうると言われている現在、私達は何に備えておけばいいのだろうか? トランプ...

CSISのウォーゲームのような米中戦争のシュミレーション 戦闘経過は違うものの、戦争の結果と戦後の世界秩序の変化については、CSISのレポートに似ているのではないか? 本書は2034だが、2027までに起こりうると言われている現在、私達は何に備えておけばいいのだろうか? トランプ政権からの流れが、先の大戦前の状況と似てるところがあるのが気になる

Posted by ブクログ

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