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マイロのスケッチブック
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マイロのスケッチブック

マット・デ・ラ・ペーニャ(著者), 石津ちひろ(訳者), クリスチャン・ロビンソン(絵)

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マイロのスケッチブック

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鈴木出版
発売年月日 2021/10/29
JAN 9784790254331

マイロのスケッチブック

¥1,650

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2024/09/18
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4歳10ヶ月。図書館新刊で。 マイロとお姉ちゃんは 地下鉄に乗って行く。 どこへ? マイロはそこへ行く地下鉄の中で緊張している。 多分お姉ちゃんも。 なんで? それは、最後まで分かりません。 (小さい子には説明が要るかも) 緊張をほぐすようにいろんな人を観察して スケッチブックに描く。 想像力を膨らませながら。 想像力は大切で それにはやっぱり自分の心が多大に影響して 創造されるということが分かる。 だけど決めつけちゃいけない。 人を見た目だけで判断してはいけない ってこと、 家族だって心の中の本当の気持ちはその人にしか分からないってこと、 日本と乗り物ひとつも違う国のこと、なんかを 知ることも含まれている。 自分もマイロとお姉ちゃんのことを 想像しながら読んでいた、と気付くラスト。 大人が読んでも深い絵本。 子どもはどう受け取るのかな?

Posted by ブクログ

2024/06/03

月に一度、お姉ちゃんと地下鉄に乗ってお出かけする少年マイロは、極度に緊張している様子です。その緊張を鎮めるためにスケッチブックを持ち、周りの乗客を見ての想像画を描きます。コラージュ入りの情景と、マイロのスケッチブックの想像が交互に切り替わります。 そして、目的地でマイロは大きな気...

月に一度、お姉ちゃんと地下鉄に乗ってお出かけする少年マイロは、極度に緊張している様子です。その緊張を鎮めるためにスケッチブックを持ち、周りの乗客を見ての想像画を描きます。コラージュ入りの情景と、マイロのスケッチブックの想像が交互に切り替わります。 そして、目的地でマイロは大きな気づきを得るのです。「みかけだけじゃ、そのひとの ほんとうのことなんて わからないんだ。」と。なんと、読者にそれが何か分かるのは、その次の次のページを見てから、という仕掛けになっている! マイロの緊張感、スマホに熱中するお姉ちゃんの道中にも納得、ラストは本気で訳者と同じ、マイロ家族の未来を祈りました。

Posted by ブクログ

2023/01/18

マイロは毎月、お姉ちゃんと地下鉄に乗ってでかける。緊張してしまうから、自分を落ち着かせるために、スケッチブックを持っていく。地下鉄に乗っている人たちの顔を見て、いつもどんな暮らしをしているのか想像して絵を書くのだ。ふと、窓に映る自分の顔を見てマイロは考えた。他の人から、ぼくはどん...

マイロは毎月、お姉ちゃんと地下鉄に乗ってでかける。緊張してしまうから、自分を落ち着かせるために、スケッチブックを持っていく。地下鉄に乗っている人たちの顔を見て、いつもどんな暮らしをしているのか想像して絵を書くのだ。ふと、窓に映る自分の顔を見てマイロは考えた。他の人から、ぼくはどんなふうに見えるんだろう? カラフルな情景と個性的な乗客たちにまず目を引かれた。ウエディングドレス姿の花嫁さんや電車内でのストリートダンスなんて、日本では中々お目にかかれない。そしてマイロのスケッチが絶妙に上手で可愛らしい。けれども、マイロの気づきにハッとさせられ、目的地の場面では、自分自身がマイロのイメージを決めつけていたことに気付かされる。ひとりひとり、色んな思いや背景を抱えて暮らしているのだと、深く考えさせてくれる作品だった。

Posted by ブクログ

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