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呪術怪談 竹書房怪談文庫
748円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 竹書房 |
| 発売年月日 | 2021/10/29 |
| JAN | 9784801928565 |
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呪術怪談
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呪術怪談
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
ちょっとNot for meかなと思いつつもジャケがカッコよかったので手に取ってみた、呪術にフォーカスした実話怪談コンピ。 呪術というと呪う方と呪われる方、つまり因果と応報があって、その間にある呪いという“わからなさ”よりも、人の怨みや悪意が怖いのかもしれない、そんな話でもつくね...
ちょっとNot for meかなと思いつつもジャケがカッコよかったので手に取ってみた、呪術にフォーカスした実話怪談コンピ。 呪術というと呪う方と呪われる方、つまり因果と応報があって、その間にある呪いという“わからなさ”よりも、人の怨みや悪意が怖いのかもしれない、そんな話でもつくね乱蔵さんの各編は体験も語りも厭さも流石だな、などと思いながら読み進めていたけれど、後半に収録されている久田樹生さんの長尺の一編「巧妙」が「本当に呪われているのか。呪われているのなら目的は何か。全てが分からない」まま長期間に渡って進行していく話で凄かった。更には最後に紐解かれそうになりつつ隠されたまま終わる因果にも人の禍々しさが想像出来て、そっちsideの怖さもしっかり味わったのでした。 卯ちりさんの「ホテルの壁に」はそんななかでも唯一の完全に全てわからない話で、このなかで読むと異質というかぶち込んできた感もあってそんな感じも最高でした。 呪術の話をまとめて読むと、この前のあのトラブルや最近辛くなってきた腰痛もまさか……みたいな勘繰りもしてしまうけれど、最後が「呪いに打ち勝つ術」という実用的な一編で〆ていて、そんなわたしのような読者にも親切な編集だなと多少安心しながら思ったのでした。
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声優の井澤詩織さんが描いた限定カバーが欲しくて、ふだん馴染みのない竹書房怪談文庫なるもののを手に取ってみた。 いくつかある50周年記念フェアの文庫本の中から、何となく選んだのは呪術怪談。 呪いの怪談が36作収められている。 やっぱ、人間の強い恨みっていうのは怖いね、という感想でした。 呪う人、呪われる人、どちらも不幸になっているので、やり切れない。 人に呪われるのは自分のあずかりしらないことだけれど、人を呪うような人生にはならないように努力しよう。 最後に、呪いをかけられたらどうしたらいいか。 霊能者さんの弁。 以下抜粋 いいですか?呪いっていうのは負のパワーの塊です。人間が持つ負の念を呪いという武器に変えたもの。すべてを悪い方向に持って行くだけの力を持った負のパワーなんですよ。 でもね、人間っていうのは元々は陽のパワーを持って生まれてきてるんです。略 来るなら来い! そんなものに負けてたまるか! そんな気持ちでいればいいんです。略 もっと自分が持っている潜在的な陽の力を信じてあげられたら、呪いなんか決して怖いものではないんですよ。p221〜223 以上抜粋 オカルト的な「呪い」が本当にあるかどうかはともかく、「自分は不幸だ」と思ってしまった時に思い出したい考えです。
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何らかの呪いに関する怪談が揃っている。彼女に呪われた、一族に呪いがかけられた・・まるで小説のような出来事が起こっている。「呪い返しはかけた側が生きている時のみ成立する。だいたいはすでに死んでいる」って話は言われてみれば確かにそうだと思った。そして"病は気から"と同じで"呪いは気から"らしい。強い心、気持ちを持っていれば大概の呪いは撥ね除けられると。困ったことを書いて流すという呪い、簡単だしちょっとやってみたかったけど、その話を読んだらしっかり呪いだったので気安く手を出したらダメだなと思い直した
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