広田弘毅 常に平和主義者だった ミネルヴァ日本評伝選

井上寿一【著】

• 販売会社／発売会社: ミネルヴァ書房
• 発売年月日: 2021/10/26
• JAN: 9784623092680

商品レビュー

2024/09/02

広田弘毅像：
フィクションとノンフィクションの間
研究史
広田外交・三つの論点ー外務省での外交路線・陸軍の政治介入・日中戦争外交
青雲の志：
立身出世ー自助努力と地域社会の支援
思想形成ー玄洋社の存在
上京ー日英同盟と世界の興論
外交官としてのキャリア形成：
出発点ー山座円次郎の影響
清国→イギリスー日英同盟
本省勤務ー被抑圧民族への共感
ワシントンー現実主義的な国際政治認識
情報部→欧米局ー日ソ基本条約案審議
モスクワー中ソ大使
試される「和協」外交：
外相就任
広田外交の構図
議会における論戦
対中外交
ダメージコントロール外交
広田外交の国内基盤
国家の革新に乗り出す：
首相就任
革新政策
広田内閣の外交・内政
なぜ日中戦争の拡大を止められなかったのか
ポスト広田内閣
再び外相へ
日中戦争の勃発
和平工作の展開
暗礁に乗り上げる和平工作
対手トセス声明とその帰結
戦争の終結を求めて：
国内革新政策
対英米外交
外相退任
貴族院議員として
重臣として
最後の和平努力
歴史の審判：
戦犯容疑者
巣鴨プリズン
東京裁判の開廷
末期の言葉
広田弘毅とその時代