![聖子 新宿の文壇BAR「風紋」の女主人](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001975/0019754561LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2021/10/23 |
JAN | 9784750517094 |
- 書籍
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聖子
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聖子
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
人の歴史が、いっぱい積み重なっている。 真実を探り当てたというような本ではない。 しかし、聖子さんの周りに登場する人々の多彩さにはずっと驚かされた。
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登場人物が華々しい。そして、そのみんなから慕われていた様子が感じられて、きっとカッコいい人だったんだろうなぁ。いや、どちらかと言うと、カッコいいというよりは可愛い人だったのかも。そういう人に私もなりたい、と思った。
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画家だった父親林倭衛の人生やその周りのアナキストや画家たちのことを追った前半が特に面白い。林聖子さんから見た辻潤やその息子まこと氏の人生などわずかでもこうやって記録が残るのはありがたい。太宰の死の捜索に聖子さんが深くかかわっていたこと、山崎富栄について冷ややかに見ていることも興味...
画家だった父親林倭衛の人生やその周りのアナキストや画家たちのことを追った前半が特に面白い。林聖子さんから見た辻潤やその息子まこと氏の人生などわずかでもこうやって記録が残るのはありがたい。太宰の死の捜索に聖子さんが深くかかわっていたこと、山崎富栄について冷ややかに見ていることも興味深かった。 二十歳そこそこで両親の葬儀を取り仕切り、経済的に余裕がない中でも一緒に暮らしていた恋人とその女友達の生活まで一手に引き受けたとは、度量が並外れている。太宰に、唯一気のおけない女友達として信頼られていた母親の血だろうか。
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