商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2021/10/19 |
JAN | 9784591171707 |
- 書籍
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蛍と月の真ん中で
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蛍と月の真ん中で
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商品レビュー
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カメラマンのたまごの匠海は 進む道に迷いを感じ、休学して 昔、父親が撮ったホタルを見に長野県の辰野へ。 ところが季節外れだと教えられ 一年間、集落に住みながら待つことに。 移住先輩の家に居候しながら 少しずつささくれた気持ちを緩めていく匠海。 何もかもうまくいくわけではないけれ...
カメラマンのたまごの匠海は 進む道に迷いを感じ、休学して 昔、父親が撮ったホタルを見に長野県の辰野へ。 ところが季節外れだと教えられ 一年間、集落に住みながら待つことに。 移住先輩の家に居候しながら 少しずつささくれた気持ちを緩めていく匠海。 何もかもうまくいくわけではないけれど ずっと集落にいる者、移住してきた者 一度都会へ出て戻ってきた者と さまざまな人々との関わりが温かい。 集落の端のゲストハウスには 健康上の問題で都会へは行けない 明里という少女もいて この物語は彼女の成長譚でもある。 やっぱり自分はこういうハッピーエンドが 好きなんだなぁと実感しました。
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大学を休学して、父の写真にあった長野県の辰野へ。何も先を決めずに行った先での1つの出会いが、また別の出会いにつながり、主人公の生き方・考え方を変えていく。 将来への不安や人と較べて焦る心情と、周りの人の温かさとたくましさと、自然の描写が織りなす季節と気持ちの移ろいが味わい深かったです。 読んだ後は前を向いて歩けるような気持ちになりました。
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舞台となる長野県の辰野が美しく描かれている。匠海が滞在したのがちょうど1年なので、四季の景色が目に浮かぶよう。 辰野で出会う人々もみんな個性的でいい人ばかり。こんな村でなら自分をしっかり見つめ直せそうだし、移住もありだなと思いながら読んだ。 田舎では一人で生きていくことは出来ない...
舞台となる長野県の辰野が美しく描かれている。匠海が滞在したのがちょうど1年なので、四季の景色が目に浮かぶよう。 辰野で出会う人々もみんな個性的でいい人ばかり。こんな村でなら自分をしっかり見つめ直せそうだし、移住もありだなと思いながら読んだ。 田舎では一人で生きていくことは出来ないとあったけど、どこで暮らしていても頼り頼られ生きていくことが自然とできたらいいなと思う。 真の豊かな暮らしとは、辰野の人々のような生活なのかも。
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