商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/10/22 |
JAN | 9784049140637 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
「白紙の中に」 最終警告のため。 今までは既に関わってしまっている状態だからこそ忠告のみだったが、選択出来るのであれば危険から逃げるのも一つだろう。 未だに一人で悩み続けているが、これから本格的に動くのであれば隠し続けてはだめだろう。 「山の中に」 調べている中で。 思い出すこ...
「白紙の中に」 最終警告のため。 今までは既に関わってしまっている状態だからこそ忠告のみだったが、選択出来るのであれば危険から逃げるのも一つだろう。 未だに一人で悩み続けているが、これから本格的に動くのであれば隠し続けてはだめだろう。 「山の中に」 調べている中で。 思い出すことが出来ない記憶があることに気付いているからこそ、再び失う可能性に怯えて言い出すことが出来ないのかもな。 鈴の音に逆らうことが出来ないのであれば、誰かに託すなり持ち歩くことを止めるべきだろ。 「街の中に」 魔術師と出会う。 対抗するための力を一切持っていない状態で何度も闘いを続けたからこそ、勝てないという恐怖が徐々に刷り込まれたのだろ。 遠く離れた場所へ連れられた時点で、唯一の移動手段である車から離れたのが運の尽きだな。 「土の中に」 無力だが助けに。 感染した可能性が高いと分かっていたのであれば、間抜けであろうと解決するまでは一人での行動を控えるべきだったろう。 指示通りに安全な場所で待つのが一番だろうが、見捨てるような事は簡単には出来ないだろ。 「夜の中に」 壊す為に探して。 たった一つの隠された物語を見つけるためだけに犠牲となった沢山の命は、まるで儀式を行うために選ばれた生贄のようだな。 どこまで黒服が気付いていたのか分からないが、何よりも優先して考えるべきことなのでは。
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聖創学院高等部で、シャワーを浴びていた一人の少女が消えた。 学院に伝わるある怪談そのままに。 一方、空目恭一ら、文芸部の面々はとある場所に向かっていた。 そこにいたのは精神に異常を来した空目の母親で、彼女を皆に紹介した後、空目は文芸部の面々にある宣言を行うのだった。 つ...
聖創学院高等部で、シャワーを浴びていた一人の少女が消えた。 学院に伝わるある怪談そのままに。 一方、空目恭一ら、文芸部の面々はとある場所に向かっていた。 そこにいたのは精神に異常を来した空目の母親で、彼女を皆に紹介した後、空目は文芸部の面々にある宣言を行うのだった。 ついに、羽間にまつわる、おぞましきな秘密が明かされていく――。 鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第8弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
グロさは控えめだけれど、不穏さは増し増しな8巻。 結局今回の事件で被害に遭う生徒の人数としては本当に少ない。 でも、文芸部内での不協和音は既にこの時点で響いている。 いや、もう少し前からか。 武巳が「そうじさま」と関わってから。 彼は今回もほぼ個別行動になり、ついには重傷を負ってしまうし。 タンク役な俊也も、恐怖を抱えたまま後戻りできない状態だし、こんな状況で果たして魔女の野望を打ち破れるのか。 電撃文庫版で最後まで読んではいるものの、不安で仕方がない。 書き下ろしは魔王様の食生活から発展して生贄へ着地する話。 どうしてこうなったと、少し唐突さは感じたけれども、興味深かったです。 そう、好き嫌いの話だった筈なのにね、どうしてそうなった。
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