商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 花伝社/共栄書房 |
| 発売年月日 | 2021/10/13 |
| JAN | 9784763409836 |
- 書籍
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疲労社会
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疲労社会
¥1,980
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
▶図書館になし。 ●2026年4月12日、図書館で借りて読んでる「あなたの中の「天才」の見つけ方」の187ページに出てくる。 ラットレースのなかで: 「韓国出身のドイツの哲学者ビョンチョル・ハンは仕事とは労働が権利であるかのように信じ込まされた非常によくできた奴隷制だといいます...
▶図書館になし。 ●2026年4月12日、図書館で借りて読んでる「あなたの中の「天才」の見つけ方」の187ページに出てくる。 ラットレースのなかで: 「韓国出身のドイツの哲学者ビョンチョル・ハンは仕事とは労働が権利であるかのように信じ込まされた非常によくできた奴隷制だといいます。そして悲しいかな、私達はそう信じてしまっています」 ええ、この人の本読んでみたいな。→というわけで、ブクログで評価が高めの著書を数冊チェックしておくことにした。ジェミニに聞いたら該当箇所はたぶんこの「疲労社会」という本らしい。→図書館にない。
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規律社会が否定性の社会であるのに対して,現代の能力社会は肯定性の社会であり,肯定性の過剰が,現代的精神病理を生じさせるというのが基本的な立論。 免役,退屈,労働,見ることなどの切り口で繰り返される。 現代の病理学的分析として一級品だと思う。 「活動は過剰に活動的なもの(ハイパー...
規律社会が否定性の社会であるのに対して,現代の能力社会は肯定性の社会であり,肯定性の過剰が,現代的精神病理を生じさせるというのが基本的な立論。 免役,退屈,労働,見ることなどの切り口で繰り返される。 現代の病理学的分析として一級品だと思う。 「活動は過剰に活動的なもの(ハイパー・アクティブ)へと先鋭化すると,かえって過剰に受動的なものへと転換してしまう。そして,この過剰に受動的な状態において,私たちはいかなる衝動や刺激にも抵抗できず従ってしまう。」 「後期近代における能力の主体は,誰にも従属しない。この主体は本当はもはや主体ではない。というのも,従属すること(=下に(sub)投げられている(ject)ことと)こそが,主体の特徴だからである。主体は肯定され,さらに解放されプロジェクトとなる。しかしながら,主体からプロジェクトへと転換することによって,強制が消えてなくなるわけではない。異質な他者による強制に代わって現れるのは,自己による強制であり,しかもそれは自由として与えられる。」
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【読書メモ】「否定性の社会」から「肯定性の過剰」へ 本書は、現代社会が「免疫学的なパラダイム」から、過剰な肯定性がもたらす「精神疾患の時代」へと変遷したことを鋭く分析しています。 以下、読書メモの要約です。 ■ 20世紀から現代へのパラダイムシフト 前世紀は、敵・味方、内・...
【読書メモ】「否定性の社会」から「肯定性の過剰」へ 本書は、現代社会が「免疫学的なパラダイム」から、過剰な肯定性がもたらす「精神疾患の時代」へと変遷したことを鋭く分析しています。 以下、読書メモの要約です。 ■ 20世紀から現代へのパラダイムシフト 前世紀は、敵・味方、内・外、自己・他者を明確に区別する「免疫学的」なアナロジーで社会が理解されていました。ウイルスのような異質なものを排除することでシステムを維持する、冷戦構造がその典型です。 しかし現代は、グローバリゼーションによって異質性や他者性が消失し、すべてが「差異」として飲み込まれる「同質なものの過剰(肯定性の過剰)」な社会へと変貌しました。 ■ 肯定性の過剰と新たな疾患 現代を象徴するうつ病、ADHD、燃え尽き症候群などの疾患は、外部からの侵入(ウイルス)に対する免疫反応では説明できません。 これらは、システム内部に「同質なもの」が過剰に蓄積することで発生する「内在的な暴力」です。ボードリヤールはこの疾患を免疫学のスキームで説明しようとしましたが、著者はその限界を指摘しています。 ■ 規律社会から能力社会へ なぜ、良いはずの「肯定性」が疾患を生むのか。その背景には、社会構造の変化があります。 ・規律社会:禁止、命令、規則による「〜すべき」の社会。従わない者は「狂人・犯罪者」とされる。 ・能力社会:自発性、動機による「〜できる」の社会。 生産性を最大化しようとする過程で、規律主義はむしろ生産の妨げとなります。自ら進んで能力を発揮する主体のほうが迅速で生産的だからです。しかし、この「無限に能力を発揮し続けなければならない」という自発的なプレッシャーこそが、現代人を疲弊させ、うつ病へと追い込んでいく正体です。 自由であるはずの「自発性」が、実は規律よりも過酷な強制力として機能しているという指摘は、現代を生きる私たちの閉塞感を実に見事に言語化していると感じました。
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