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裏バイト:逃亡禁止(5) 裏少年サンデーC
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裏バイト:逃亡禁止(5) 裏少年サンデーC

田口翔太郎(著者)

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裏バイト:逃亡禁止(5) 裏少年サンデーC

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2021/10/12
JAN 9784098507511

裏バイト:逃亡禁止(5)

¥792

商品レビュー

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2021/12/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

 二人の過去や家族構成が少し見えてきた5巻である。  父子家庭で父親を失い、以降は夢のためにお金を貯めてるらしいハマちゃんはともかく、あやふやだったユメちゃんの事情がこの5巻で明らかになっている。  そういった話に少し触れながら、裏バイトは今日も滞りなく進んでいる。  経験した裏バイトは以下の通りだ。 「海の家スタッフ」 「葬儀屋スタッフ」 「駅員バイト」 「遊園地スタッフ」  葬儀屋は前回(2巻)とは違い、どちらかというと村のローカルな(そしてカルティックな)葬儀「エビス葬」を描いた内容と言った方が良いだろう。  地方の因習を描いた類の裏バイトである。  また、「駅員バイト」と「遊園地スタッフ」は物語的にはひとつながりのストーリーだ。  駅員でのいきさつをこの巻で終わらせたのは、個人的には英断だと思う。  もっと引っ張れた内容だが、引っ張る意味もこのシリーズとしてはあまり感じられないのだし。  作者コメントによれば、「海の家スタッフ」の後編(50話)がベストエピなのだそうで。  人間からは推し量れない大いなる存在(おおいなるもの)を描いた物語はここまでもあったが、このエピソードは特に巨大な存在だろう。  最後には主人公二人もまた怪異の認識に取り込まれていて、薄気味悪さはマックスになっている。  対話が可能な怪異と遭遇する「遊園地スタッフ」もまた興味深いエピソード。  もしかすると、そういうタイプの存在と遭遇するエピソードもこれから描かれてくるかもしれない。  とはいえ、我々とは違った倫理観で生きる存在ばかりだろうから、遭遇劇の結末は推して知るべしだろうが。  今回も楽しく読ませていただいた。  星五つで評価している。  地味だが、きさらぎ駅めいた「駅員スタッフ」もまた裏バイト的ヤバさ満点。  一つ選択肢を間違っていれば……感のある良いエピだった。  ここからリカバリーを果たした不死身の白浜(とユメちゃんのコンビ)はマジ半端ない。  冗談抜きで不死身だろう。

Posted by ブクログ

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