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噛みあわない会話と、ある過去について 講談社文庫
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噛みあわない会話と、ある過去について 講談社文庫

辻村深月(著者)

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噛みあわない会話と、ある過去について 講談社文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/10/15
JAN 9784065258910

噛みあわない会話と、ある過去について

¥770

商品レビュー

3.9

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2026/02/18

大学の部活の同期で皆から「良い人」と言われていた男子の結婚報告から始まる物語や、国民的アイドルが母校にテレビ撮影で訪れる物語等、様々な過去の記憶と、人と人の会話の噛み合わなさを描いた短編集。 各短編それぞれが独立した物語で人との関わりのなかで生じるズレと、モヤモヤや傷つきを徹底的...

大学の部活の同期で皆から「良い人」と言われていた男子の結婚報告から始まる物語や、国民的アイドルが母校にテレビ撮影で訪れる物語等、様々な過去の記憶と、人と人の会話の噛み合わなさを描いた短編集。 各短編それぞれが独立した物語で人との関わりのなかで生じるズレと、モヤモヤや傷つきを徹底的に描いており、人間の怖さを描いたホラー作品ともいえる。 自分は辻村さんの作品の、人間関係で生じる一言で言い表せないようなモヤモヤや感情を詳細に表現するところに凄さをいつも感じている。  今作はまさに、名前はついていないけれどこういうのってあるな、と思わさせられる人の心について突きつけてくる作品だ。 読んでいて、経験したことはないけれど分かるなと思えるものや、こんな風に傷ついたこともあったかもしれない、傷つけてしまったこともあったかもしれないと感じるものが多くあった。 改めて、人間関係のなかで無意識にとった言動こそが人を傷つけてしまう怖さを感じた。 本編を読み終えてそんなことを思っていたところに巻末の、臨床心理士である東畑さんの解説を読んで本編と同じくらい心に残った。 この本に出てくるのは「かつて深く傷ついて、非業の死を遂げた心の一部分」である。そしてそれは「復讐を遂げようとする」が「単なる復讐劇ではない」と。 深く傷ついた心の一部にどう思いを馳せ、向き合っていくのか。 そんなことについて投げかけられたような思いだった。 解説を読んだ上で見返してみると、登場人物たちの過去に深く傷ついた心も復讐により傷ついた心も、傷を残したままこれから日常生活に戻っていく救いのような優しさのようなものも感じられた。 辻村さんの作品はもちろんのこと、久しく読めていない東畑さんの書籍も読んでいきたいなと思った。

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2026/02/13

短編で読みやすかった! 過去の悪行とか心の中になんか残ってることが今になっていろいろ蝕んでいる感じがした。 自分にもそういう過去はあるのでなんか怖かった。 とりあえず今を丁寧に生きましょう。 ちょいホラーでもあった。 会話のこちらとあちら側、あなたが共感するのはどちらですか?とい...

短編で読みやすかった! 過去の悪行とか心の中になんか残ってることが今になっていろいろ蝕んでいる感じがした。 自分にもそういう過去はあるのでなんか怖かった。 とりあえず今を丁寧に生きましょう。 ちょいホラーでもあった。 会話のこちらとあちら側、あなたが共感するのはどちらですか?という帯に書いてた意味が分かった。 美しい思い出だったはずなのに、、って感じ

Posted by ブクログ

2026/02/13

自分の中の正しいとか事実、 それは相手にとって全く見え方が違い、 恨みになったり…。 自分の発言は大丈夫かと不安になる一冊。 そして過去を掘り起こしては正解の無い 不安に駆られるような本でした。 ホラーテイストの話もあって一気読み。

Posted by ブクログ