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ナチュラリスト 生命を愛でる人 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/09/29 |
JAN | 9784101262321 |
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ナチュラリスト
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商品レビュー
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福岡先生の自伝的エッセイ。巻末の森田さんの書評でも引かれてるように「運命とは偶然の内面化されたもの」だろう。幼少期の出会いが人生を形成する。自然に対してだけでなくあらゆることに対してセンス・オブ・ワンダーを持つことで豊かな人生が送れるのではないかと思う。 もうひとつ思い出したの...
福岡先生の自伝的エッセイ。巻末の森田さんの書評でも引かれてるように「運命とは偶然の内面化されたもの」だろう。幼少期の出会いが人生を形成する。自然に対してだけでなくあらゆることに対してセンス・オブ・ワンダーを持つことで豊かな人生が送れるのではないかと思う。 もうひとつ思い出したのは世界はエントロピー増大の法則に支配されているということ。秩序は確かに大事だ。でも組織も生命もエントロピーは常に増大する。それに無理に抗おうというのは土台無理な話。だからといって無秩序で良いというわけではない。その矛盾が人生だなと思う。
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ドリトル先生と福岡さんがナチュラリストと言う観点で重なっていく書籍 動的平衡といった概念も簡単に教えてくれているなかなか面白いし簡単。1日で読める。
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ドリトル先生は、子どもの頃うちにあったから何十回何百回と読み直したから、引用されている部分は今でも思い出せる。でも最初のアフリカ行き以外はスタビンズ君の回想だと書かれているのを読んで、思いも寄らない視点にハッとした。読んだのが小学生の頃だったからそこまで考えがいたらなかかったけど...
ドリトル先生は、子どもの頃うちにあったから何十回何百回と読み直したから、引用されている部分は今でも思い出せる。でも最初のアフリカ行き以外はスタビンズ君の回想だと書かれているのを読んで、思いも寄らない視点にハッとした。読んだのが小学生の頃だったからそこまで考えがいたらなかかったけど、これを語っているとき、スタビンズ君はもう老人で、ドリトル先生もほとんどの動物たちももうこの世にいないはずで、だからこの物語の世界はこんなに美しい。 またドリトル先生は『博物学者』と訳されているけれど、この言葉から連想する、標本や剥製を蒐集分類して博物館に陳列する人というイメージと違って、生きていることそのものを探求する人だという。つまりレイチェルカーソンが『センス・オブ・ワンダー』で述べたように、自然の美しさに打たれたり、精妙さに驚くこと、フォルムの奇抜さに引き込まれること、動きのしなやかさに見せられること、風の匂いや光りの粒たちをはっきりと感じる心を大人になっても持ち続けている人だと。
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