“投資信託・ファンドラップ・債券・株" 損をする本当の理由と賢い選び方 証券会社出身者が教える資産運用の真実

友田行洋(著者)

• 販売会社／発売会社: 産經新聞出版
• 発売年月日: 2021/09/24
• JAN: 9784863061576

商品レビュー

2024/08/18

初めの章で出てくる投資信託の、
「利益を分配金で受け取るか一部解約金で受け取るかで手取りが大幅に変わる」
という記事は、残りの税を先延ばしにしているだけで最終的にかかる税率は同じ。
一部のデータだけ見せて「凄いでしょう！」って引き込もうとするのは、やはり元証券マンなんだなぁと感じて私はここで冷めました。

自社セールスに終始する内容で、得られるものは少なく、これを読んでこの会社に相談に行き自学を疎かにする人が多いのであれば、なるほど証券マンが儲かる訳だと納得してしまいます。
投資は業者に相談する前にまず自分で知識をつけましょう。動画や入門書など、入りやすいものは沢山あります。

2023/11/18

証券会社はお客さんの売買手数料で利益を得ている。会社は短期間で転勤させて、お客さんに薦めた商品が値下がりしても問い詰められないようにしている。本当に良い商品は自分や家族も持っているはず。本の後半は、会社のアピールのようなのもの。