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アケメネス朝ペルシア 史上初の世界帝国 中公新書2661
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2021/09/17 |
JAN | 9784121026613 |
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アケメネス朝ペルシア
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アケメネス朝ペルシア
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商品レビュー
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2500年前、アジア・アフリカ・ヨーロッパの3大陸に跨る史上初の世界帝国があった。その名はアケメスネ朝ペルシア。世界史でお馴染みの名前だ。 この帝国は、紀元前330年にマケドニアのアレクサンドロス大王によって滅ぼされ、220年の歴史に儚くも幕を閉じる。僅かに220年の歴史だが、...
2500年前、アジア・アフリカ・ヨーロッパの3大陸に跨る史上初の世界帝国があった。その名はアケメスネ朝ペルシア。世界史でお馴染みの名前だ。 この帝国は、紀元前330年にマケドニアのアレクサンドロス大王によって滅ぼされ、220年の歴史に儚くも幕を閉じる。僅かに220年の歴史だが、オリエントの地に栄華を極めた。 アケメネス朝ペルシアは、初代の王であるキュロス2世が一代の手によって紀元前550年に築かれた。キュロス2世は、紀元前538年、バビロニアに捕囚されていたユダヤ人をパレスチナに開放し、ユダヤ人にとって歴史的なことをした。ただし、このキュロス2世、彼の経歴、出自、誕生、帝国の創建、死と人生の重要な局面で多くのことがわかっていないという。この謎がまた想像の翼を広げる。 第3代王ダレイオス1世の治世で起こったペルシア戦争。勝者となったギリシアから見れば大国ペルシアを負かしたということで華々しく饒舌に語られることが多いが、ペルシア側は些細なできごとだったのか、資料は沈黙している。勝者に有利に語られる歴史の必然を感じる。我々の知識は、事実というより勝者が残した歴史に負うことが多い。 古代オリエントで栄えた巨大帝国、アッシリアとアケメネス朝ペルシア。どちらの帝国の歴史も知的興奮を覚え興味深くていい。そういえば最近、木村凌二先生の「沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア」を読んだがこれも最高に良かった。 何がいいかって、現代社会に生きる我々が、現地に赴くことなく2500年前の古代の世界を堪能するには、良質の本を読み、その空気を感じるしかない。空気を感じることができる本が僕にとっていい本だ。 ペルセポリスの宮殿はさぞ壮大なものであっただろうと想像逞しくしつつ、大国の興亡に時を忘れ至福の時を過ごす。貴重な読書体験ができたことに感謝する。
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久しぶりにこういう本、こういうジャンルを読んだ。 おもしろかったー。 アッシリア、バビロニア、エジプト、ギリシアとのペルシア戦争…懐かしい。昔習ったなぁ。 アケメネス朝の9人の王が1章ずつ取り上げられていて、それぞれの王の治世に周囲とどのような関係にあったかがおなじみヘロドト...
久しぶりにこういう本、こういうジャンルを読んだ。 おもしろかったー。 アッシリア、バビロニア、エジプト、ギリシアとのペルシア戦争…懐かしい。昔習ったなぁ。 アケメネス朝の9人の王が1章ずつ取り上げられていて、それぞれの王の治世に周囲とどのような関係にあったかがおなじみヘロドトスやクテシアス、クセノポンなどのギリシア語史家たちが書き残した史料や王たち自身が残した円筒形碑文などの史料を示しながら記述されていて分かりやすかった。 こういう本を読むと浮世を忘れることができる。 同時に、この時代からずっと今まで続いているんだなとも思う。
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ペルシア戦争をより多面的に理解したいという動機で読みました。 アケメネス朝ペルシアの歴代王の軌跡、歴史的前後関係・諸国との外交関係がよくわかる良著でした。
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