商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/09/24 |
JAN | 9784088445311 |
- コミック
- 集英社
サクラ、サク。(2)
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サクラ、サク。(2)
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
なるほど、という気持ち。ミステリー風味の切り口から友達同士の関わりに移行し、隙間隙間に異性への憧れやトキメキをちりばめる。私は咲坂伊緒を絶対に無視できない気がするのは、たぶんこういうトキメキが必ず刺さるからなんだと思う。咲坂伊緒の感性で、トキメキが刺さるのである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1巻にて咲の優しさは人から驚嘆されるものとして描かれているのだけど、一方で咲の優しさは自分の行為だけに終わらず人の優しさを見つける上でも役に立っているんだよね 陽希へのドキドキをどう受け止めるべきかと悩む咲にとって、次々と見つかる陽希の優しさや目を惹き付けられる点は咲の心の方向性を裏付けるものになる ついこないだまで亮介が好きな筈だった。それなのに、他の人を好きになるなんて。それでも咲が感じるドキドキは嘘をつかないし、心の声は咲に答えをくれる 亮介へ焦がれる気持ちから始まった陽希との関係。それを丁寧に好きに昇華させる展開はとても良かったね 陽希を好きだと自覚しても、誰かを助ける時みたいに一直線に告白するのではなく、まだ亮介の事を引きずっているというスタンスを採って少しでも一緒の時間を作ろうとする姿勢はリアリティが有って良いね 陽希への好きを行動し始めた咲だけど、それ一辺倒になっていないのは本当に彼女の良い点だと言えるね 陽希に取って貰った思い出のぬいぐるみ。それを迷わずに迷子の女の子に渡せるとは…… その姿勢はやっぱり優しさに溢れたものだし、咲がそういう姿勢を貫いているから、同じように優しさを持っている陽希も咲の為に改めてぬいぐるみを取ってやりたくなる 二人の間で優しさの連鎖がとても良い形を作っている でも、優しいからこそ対応が難しい案件もこの世には有って…… 琴乃の彼氏が浮気しているかもしれないという疑惑。疑惑ならおいそれと言うべきではないし、下手に言及してしまうと琴乃を傷つけてしまう ここで疑惑がただの勘違いだったらまだ救いは有ったんだけどねぇ…… 悪びれる事なく白を切る彼氏。そんな相手に優しさを見せる必要はない。むしろ傷つきそうな琴乃にこそ、優しさを見せるべき そういった意味ではこのタイミングで口を出した井龍も別ベクトルの優しさを携えた人だね。あの状況に口を挟めるって中々出来ることじゃない 彼氏の浮気を知って別れを切り出した琴乃。それは確かに悲しい出来事なのだけど、琴乃を少しでも守ろうと寄り添ってくれる友達が居るから、その悲しみは最小限にできたのかもしれないね 幾つもの優しさが連鎖する咲、陽希、琴乃、美斗士の関係性 それは良いのだけど、何やらその内に抱く恋心がややこしい事になり始めてないかい……?
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