商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 暮しの手帖社 |
発売年月日 | 2021/09/14 |
JAN | 9784766002225 |
- 書籍
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みらいめがね(2)
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みらいめがね(2)
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商品レビュー
4
32件のお客様レビュー
読みやすい。 今の時代の多様性を受け入れたり、他人を尊重する風潮を感じる話が多く、良い時代になってきてるんだなぁと感じた。 あとがきのヨシタケシンスケさんの話にも気付かされるものがあった。 歳を取るにつれて、みえない部分を自覚してくる。 それを補うめがねが、みんな必要なんだと。 ...
読みやすい。 今の時代の多様性を受け入れたり、他人を尊重する風潮を感じる話が多く、良い時代になってきてるんだなぁと感じた。 あとがきのヨシタケシンスケさんの話にも気付かされるものがあった。 歳を取るにつれて、みえない部分を自覚してくる。 それを補うめがねが、みんな必要なんだと。 ふっと力が抜けるエッセイだった。
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生きていると色々な制約とか枠組みとかが幾重にも張り巡らされていて、それに引っかからない様にする術を身につけるのが今までの教育だったのでしょうか…。これからはそれを飛び越えていける術を身につけるのが教育となって欲しいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こうして両祖母のことを思い出しながら書いていても、二人の内面のことはよくわからない。ただ振り返れば、僕が生きているだけで、喜びを覚える人がこの世にはいたのだという事実が、今になって意味を持つ。老いや死は、その人の足跡までをも小さくはしない。 . 常に何かを、しかも同時並行で行っていないと気が済まない時間貧乏性。お風呂でも本を読んだり、動画を見たりするし、寝る前のストレッチの時も漫画を読んでいたりする。筋トレの時も映画やアニメを見るし。インプット過多で、咀嚼不足。つくづく、一つに集中するのが苦手である。 . 「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」なんて、勝手に決めつけてはいけません。ある立場から見たらクライシスでも、別の立場から見たらレボリューションかも。他人から見たら逸脱でも、その人にとっては成長かもしれないのだ。財布の中身は危機ですけども。 . 弱さを語るボキャブラリーが少ないと、「ボキャブラリーの罠」に陥ってしまう。世の中に流通している「性的いたずら」という言葉で、経験を矮小化してしまうところだった。語彙を拡張してくれる人は、いつも希少だ。 . ファッションにおいて「好き」は片思いで、「似合う」は両思いだというようなコピーがあったが、それだけがファッションではあるまい。自分の彩り方を決めるは自分だ。 . 寂寥よりも義務のほうが、孤立よりも不自由のほうが、僕にとってはしんどいのである。 . 当然ながら、無趣味というのも、人の自由である。趣味がない人を、あたかもつまらない人間であるかのように位置付けるのも、偏った考えだ。(中略)「趣味がない」ことを笑う人は、「趣味」以外の話題が乏しいために戸惑っているだけかもしれない。 . 趣味は、何かを目指すもの、未来への投資、いつかのための努力だという意識がどこかにあった。それは「六十の手習い」に理解を示せない人生であった。ただ楽しむ。その瞬間を味わいながら過ごす。そうした時間のあり方を豊かに思えるようになったのは、最近のこと。今の快楽は怠惰であり、今の苦痛はいつかのため、それはなかなかに窮屈な解釈であった。 . 他人の趣味を否定することは、他人の時間を否定すること。誰かの時間を否定せずとも、自分の時間を豊かにする方法はある。 .
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