商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 木楽舎 |
発売年月日 | 2021/09/16 |
JAN | 9784863241602 |
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
印象に残った箇所については、以下のとおり。 【P52】決断が早い理由は、まず世の中のルールで正しいか・間違ってるかを大事にしてるっていうこと。 【P170】「お金のために仕事すんのはあかん!お金のために働くな。それだけは気ぃつけて、考えなあかん」 【P178】仕事できる奴は...
印象に残った箇所については、以下のとおり。 【P52】決断が早い理由は、まず世の中のルールで正しいか・間違ってるかを大事にしてるっていうこと。 【P170】「お金のために仕事すんのはあかん!お金のために働くな。それだけは気ぃつけて、考えなあかん」 【P178】仕事できる奴はみんなかっこええ。そう思うわ。ほんまに、ちょっと気にすることが、いろんなことに気ぃ付くことに繋がるんちゃう? 【P180】喜んでもらうことはみんな忘れがちやねん。ほんま、俺も忘れるから自分にいい聞かすし。誰かに喜んでもらいたいかっていうことを見失うねんな。 【P197】自治体職員は、遊んでなあかんな。遊んでたら気ぃ付くことがいっぱいある。ほんま思うわ。できるだけ世の中のことに触れとかなあかん。 【P247】福野さんは「自治体職員って、人が喜ぶ仕事だけやってていい仕事や」っていうてましたけど、俺、ほんまにそやなと思うんですよ。行政の仕事に関しては、誰かの役に立つ仕事をみんなでやってるわけで。
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高卒で奈良県庁職員になった著者の回顧。公務員の仕事の面白い面が描かれている。 採用されて最初に配属された県税事務所で「なんでこんなやり方?」と思ったことを自治省に質問して、そこから制度が変わっていく経験からキャリアが始まり、異動する先々で様々な事業に取り組んだことが、関西弁口調で...
高卒で奈良県庁職員になった著者の回顧。公務員の仕事の面白い面が描かれている。 採用されて最初に配属された県税事務所で「なんでこんなやり方?」と思ったことを自治省に質問して、そこから制度が変わっていく経験からキャリアが始まり、異動する先々で様々な事業に取り組んだことが、関西弁口調で書かれている(この口調で、なんとなく人となりが伝わってくる)。 地方自治体では、決まったことを的確に処理することが求められることも多いので、著者のように「ゼロから1をつくり出すのが好きな奴」はあまり多くないことは想像に難くない。著者自身も「1%くらいはおるんちゃう?」という程度である(実際には、表に出していないだけでもっと多いと思う)。 でも、その1%の人間が生き生きと仕事をするフィールドもあるのですよね。 だから、著者のバイタリティとか仕事ぶりに感銘する一方で、彼をそう仕向けた人事に感心する。 高卒で入庁してから県税事務所で5年間働いて、一般的には次は本庁に異動するところを、これまた出先機関の奈良公園管理事務所に異動させて、なんというか小さくとも企画・事業を仕切る立場に置いたのが慧眼だなと。 著者はその頃の親分肌の上司に感謝しているのだけど、その上司だけでなく、全体的に彼のやることを見守る雰囲気があったんじゃないのかな。 なお、著者は公務員の安月給ではやっていられないから芸人になろうと、笑福亭鶴瓶に師事したという(鶴瓶が初めて仲人をしたのは著者の結婚式で、2番目は笑福亭笑瓶だとか)。 で、外資系企業に転職することを止められるのだが、そのときの鶴瓶の 「お金のために仕事すんのはあかん! お金のために働くな。それだけは気ぃつけて考えなあかん」 という言葉は、著者のキャラクターを考えての言葉なのかもしれないし、鶴瓶本人の座右の銘なのかもしれないが、一般的にも通用する金言だと思う。
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ゼロからイチを作り出す方が楽しいという公務員なんているんだ、とびっくり。 ちょっと口語調なのが読みづらいとこあったけど、一気読み。
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