商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/08/30 |
JAN | 9784041115497 |
- 書籍
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幻月と探偵
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幻月と探偵
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
太平洋戦争開戦直前の満州国での事件と云うことで、前半は結構鬱陶しく感じたのだが、中盤からどんどん面白くなって、最後満足でした。なんかその時代らしきハードボイルドっていいわ~ 月寒探偵とまた逢いたいものだ
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満州国が舞台の歴史ミステリ。探偵の月寒は、岸信介から依頼を受けて小柳津義稙の屋敷で起こった殺人の謎を解明しようとする── 時代がかった雰囲気がたまりません。伊吹さんの文章は簡潔で読みやすく、時代物でもサラッと読めますね。 近世の歴史知識がなく、知らないことばかりだったので、知識...
満州国が舞台の歴史ミステリ。探偵の月寒は、岸信介から依頼を受けて小柳津義稙の屋敷で起こった殺人の謎を解明しようとする── 時代がかった雰囲気がたまりません。伊吹さんの文章は簡潔で読みやすく、時代物でもサラッと読めますね。 近世の歴史知識がなく、知らないことばかりだったので、知識があればより楽しめただろうなと思います。ちゃんと勉強してから、もう一度読んでみたいです。
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大戦を前にした満州で、連続毒殺事件に挑む探偵、月寒。名探偵として、謎を解けるか。 久々に、正統派の探偵小説を読んだ感じだ。 大戦前夜の満州という時代と土地、特殊な背景で、 独特な雰囲気の中、現代より、探偵というものがしっくりくる。 毒殺、連続殺人、陸軍、大物、名家、 いわ...
大戦を前にした満州で、連続毒殺事件に挑む探偵、月寒。名探偵として、謎を解けるか。 久々に、正統派の探偵小説を読んだ感じだ。 大戦前夜の満州という時代と土地、特殊な背景で、 独特な雰囲気の中、現代より、探偵というものがしっくりくる。 毒殺、連続殺人、陸軍、大物、名家、 いわくありげな使用人たち…、 何か、ゾクゾクしてくる。 岸信介の秘書が、元陸軍の大物、小柳津義稙が主催する 晩餐会に出席した後、急死する。 秘書は、小柳津の孫娘、千代子の婚約者だった。 毒殺を疑う岸信介の依頼を受け、 名探偵、月寒三四郎が、事件の解明に乗り出す。 小柳津に届いていた、「三つの太阳を覚えてゐるか」と記された脅迫状、 秘書は、小柳津の身代わりに殺されたのか。 戦争、アヘン、さまざまな要素が絡み合って、様相は複雑化する。
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