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銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び 角川文庫
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銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び 角川文庫

佐々木匙(著者)

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銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び 角川文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2021/08/24
JAN 9784041116401

銀座琥珀屋雑貨店

¥748

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2023/03/19

女性が働くということが一般的ではなかった時代。それでも働いて自立したいと思っている弓子の頑張りが楽しい。かなり向こう見ずなところもあるけれど、心から働きたいと思っているのが伝わってくるから。不思議な雑貨屋で働くようになってからも、自分ができることを一生懸命やっていて応援したくなる...

女性が働くということが一般的ではなかった時代。それでも働いて自立したいと思っている弓子の頑張りが楽しい。かなり向こう見ずなところもあるけれど、心から働きたいと思っているのが伝わってくるから。不思議な雑貨屋で働くようになってからも、自分ができることを一生懸命やっていて応援したくなる。そんな弓子に間の態度が軟化していくのが伝わってくるし。神様と人間。全く違う存在だけど、神様だから何でもできる訳でもなく、人間だから何もできない訳でもない。そう思うと似ているところもあるのかも。お店に来るお客さんとのやり取りを通して、そんな風に思った。

Posted by ブクログ

2021/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弓子さんの身の上、間さんや秋成さんの身バレが思いのほか早かったので驚いた。 その辺りの真相解明は、終盤まで引っ張るものかとばかり。 寧ろ、彼らの正体や、弓子さんが故郷であったことが発覚してからが物語の本番といった感じ。 個人的には前半と後半の二部構成の話と思って読んだ。 琥珀屋が結ぶ縁は、自らきちんと望まないと誤った方向へ進んでしまうもの。 前半は、縁結びのための品を買った人の心持ちが曲がっていたために結ばれた縁も拗れてしまった話だったと思う。 後に弓子さんの親友になる紫乃さんが結んだ縁は完全に切れず、次に繋がる形になったのには安心したけれども。 ただ後半になるにつれて、買った本人に間違いがないにも関わらず暴走し始めて、不穏さを増していく。 縁を結んでいる間さんや、品物を売る弓子さんが慣れてきたところで、どうしてこんな問題が? それはある神様へと通じる話になっていく。 その神様、作中オリジナルの存在ではない。 現実世界でもある意味信奉者がそれなりにいる神様ではなかろうか。 信じる者が多ければ力も増すというのは、この物語の中でも通じる話で、そうなるとこの神様が背負っていたものは本当に重いものだっただろう。 きっと現実世界のわたしたちも、この神様に色々押し付けているのではないか。 少しばかり反省したくなった。 ネタバレが過ぎるので詳細は割愛するが、暴走した神様でも弓子さんは縁を切らなかったし、間さんも自分の役をしっかり果たした。 あれだけ序盤は自主性のなかった間さんなのに、こんなに立派に成長するとは。 一番成長したのは、彼かもしれない。 秋成さんと一緒にニヤニヤ見守りたくなるほど。 でも、間さんを変える要因となったのは間違いなく弓子さんだから、頑張ったのは彼女か。 ゆえに、最後の展開はそのご褒美だろう。 お互いいい縁を結べたようだし、その調子で琥珀屋にもいい縁を招いて欲しいと思う。 今の二人+秋成さんなら、きっと大丈夫。

Posted by ブクログ

2021/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弓子も間さんも秋成もなんかとてもいい雰囲気。 間さんがだんだん弓子に絆されていくところがとても好き。

Posted by ブクログ

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