商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2021/08/20 |
JAN | 9784569849843 |
- 書籍
- 書籍
万事オーライ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
万事オーライ
¥2,090
在庫あり
商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
普段小説を全く読まないので 評価が難しいのですが 純粋に歴史を知るための読み物としてスイスイ読めてしまいました。それぞれキャラが立っていて朝ドラを見ているような感覚でした。 そして、かなりの分厚さ(380ページ)の小説を読めたという達成感が味わえてます。 時代が時代なので仕方な...
普段小説を全く読まないので 評価が難しいのですが 純粋に歴史を知るための読み物としてスイスイ読めてしまいました。それぞれキャラが立っていて朝ドラを見ているような感覚でした。 そして、かなりの分厚さ(380ページ)の小説を読めたという達成感が味わえてます。 時代が時代なので仕方ないですが、THE男社会が描かれており、女は子を産んでなんぼ、と言った当時の価値観も見えて面白かったです。この時代に産まれなくて本当によかったです。
Posted by
16血湧き肉躍るという表現がぴったりの経済活劇やー。こんな偉人が市井にいたことを紹介してくれてありがとうございました。大して大作でもないのに上下巻にする本があるけど、これは内容盛りだくさんで上下巻でもよかったなあ。
Posted by
以前「かちがらす」という幕末を読み切った男という副題の本を読みました。 この植松三十里さんは、丹念な取材と資料の読み込みにより、史実を第一にしながらも読み物としても十二分で、ハラハラドキドキ、感動を呼びます。 今回の時代は明治から昭和10年まで。 最初は油を売っていたが米屋に転...
以前「かちがらす」という幕末を読み切った男という副題の本を読みました。 この植松三十里さんは、丹念な取材と資料の読み込みにより、史実を第一にしながらも読み物としても十二分で、ハラハラドキドキ、感動を呼びます。 今回の時代は明治から昭和10年まで。 最初は油を売っていたが米屋に転身した実家。 小僧として働く。気働きができて、頑張り屋の少年、熊八。 子供時代からの米相場を皮切りに、経済のことをよく学び、一時は株で大儲けをする。 いったん、大負けして仕事を無くすが、縁あって別府温泉宿を譲る受ける。経済のことを学ぶために渡米した経験がある熊八。 ヒッチハイクをしながら全米を旅し書き溜めたノートを財産に、観光という概念を商売に繋げる。 港の桟橋をはじめとし、道の拡張や売りになる物を次々と開拓し、人を呼べる別府にかえてゆ変えてゆく。 そのバイタリティーのあふれる言動は、 時々時代を忘れてしまうほど。 痛快だし涙も誘われたり。
Posted by