商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/07/27 |
JAN | 9784093866194 |
- 書籍
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アヤとあや
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アヤとあや
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商品レビュー
3
9件のお客様レビュー
ずっと特別でありたかった少女が、誰かの特別かもしれない普通の子になっていく物語。 読み始めてしばらくは、この子かなりアブナイ子なんじゃないだろうかと思ったけれど、最後はすごくよくいそうな小学生になって、ほっとした。 特別って、すごく疲れそう。 やや珍しいくらいの存在が、心地よさ...
ずっと特別でありたかった少女が、誰かの特別かもしれない普通の子になっていく物語。 読み始めてしばらくは、この子かなりアブナイ子なんじゃないだろうかと思ったけれど、最後はすごくよくいそうな小学生になって、ほっとした。 特別って、すごく疲れそう。 やや珍しいくらいの存在が、心地よさそうだよね。 この先、怖いことも嫌なこともあるだろうけど、亜耶ちゃんが普通に楽しく過ごしていけるといいな。
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「神秘的な子供」「特別な少女」「無垢な女の子」「ただのわたし」 4話収録の連作短編集。 小学5年生の亜耶は画家の父、パート勤めの母、6歳の弟と家族四人で平穏に暮らしている。 亜耶が常に話し掛ける実態を伴わない彩。 少女期特有の妄想?それともホラー?イマジナリーフレンド? 先行...
「神秘的な子供」「特別な少女」「無垢な女の子」「ただのわたし」 4話収録の連作短編集。 小学5年生の亜耶は画家の父、パート勤めの母、6歳の弟と家族四人で平穏に暮らしている。 亜耶が常に話し掛ける実態を伴わない彩。 少女期特有の妄想?それともホラー?イマジナリーフレンド? 先行きが全く読めないまま、不穏なアイテム、ナイフの登場にビクつき、校舎の二階から飛び降りる亜耶に危うさを感じる。 自分を、神秘的で特別な存在だと信じこむ亜耶。 それこそが、幼さの象徴であると思うも、特別と凡人、大人と子供の狭間で揺れ動く心情がリアルだ。
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自分を特別だと思っている子の話。子どもは自分を特別と思いたがるような気がする。大人になると、周りと比較したがるし、周りも比較してくる。場合によっては特別は嫌と思うこともある。素晴らしい能力がなくても、人間誰しも誰かにとっての特別でいられると思うし、私はそれでいい。
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