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奇跡の地図を作った男 カナダの測量探検家デイヴィッド・トンプソン
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奇跡の地図を作った男 カナダの測量探検家デイヴィッド・トンプソン

下山晃(著者)

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奇跡の地図を作った男 カナダの測量探検家デイヴィッド・トンプソン

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大修館書店
発売年月日 2021/07/19
JAN 9784469213843

奇跡の地図を作った男

¥2,640

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2024/08/08

カナダを中心に北米の1/5を歩き、広大な地域の地図を作った18-19世紀にかけての測量士デイヴィッド・トンプソンの評伝。 知られていない歴史と人物であり、著者も「この本の第一の意図はトンプソンの生 涯の細かな正確な学術的検証ではなく、また横文字文献の単なる後追いでもなく、筆者なり...

カナダを中心に北米の1/5を歩き、広大な地域の地図を作った18-19世紀にかけての測量士デイヴィッド・トンプソンの評伝。 知られていない歴史と人物であり、著者も「この本の第一の意図はトンプソンの生 涯の細かな正確な学術的検証ではなく、また横文字文献の単なる後追いでもなく、筆者なりにトン プソンの魅力にあふれた人間像の一端を少しでも多くの読者に知っていただくことであるから、立 派なトンプソン伝の翻案のような役割でも果たせたなら、一応は十分だと考えている。」ということ。 200頁程で、充実した史料背景をうまくまとめている。新大陸の歴史にはまだまだこういう存在がありそう。

Posted by ブクログ

2022/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

19世紀前半に、カナダ北西部の地図を作った男がいた。 その名前はデイヴィット・トンプソン。新聞の書評欄で紹介されていたので読んでみました。地球を2周以上する距離を測量しながら、子供を育てながら移動したことになる。元ん住民との交渉、野生動物、道なき道を行ったであろう探検。いわゆる探検記はある地点に行って帰ってきましたというものが多いが、これは人生そのものが探検。人生そのものが測量。そして不遇のまま貧困のうちに世を去ってしまった。  思うにトンプソンは会社のためというより、崇高な目標のために地図をつくったのではないだろうか?もちろんハドソン湾会社や北西会社に雇われて地図をつくり、毛皮を入手したのであろうが、会社人の人生といより、測量士の人生であったという側面が強い。 著者の下山氏はこれら時代に何がおこったのか丹念に調べている研究者の方のようである。よく調べて、本書を書いてくれたと思う。反面、小説家がこの題材を得たなら例えば吉村昭のような人が書いたら面白い小説になったのにと思う。だれか小説化してくれないかなと思った。

Posted by ブクログ

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