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社会科ワークショップ 自立した学び手を育てる教え方・学び方 シリーズ・ワークショップで学ぶ
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社会科ワークショップ 自立した学び手を育てる教え方・学び方 シリーズ・ワークショップで学ぶ

冨田明広(著者), 西田雅史(著者), 吉田新一郎(著者)

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社会科ワークショップ 自立した学び手を育てる教え方・学び方 シリーズ・ワークショップで学ぶ

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新評論
発売年月日 2021/07/09
JAN 9784794811868

社会科ワークショップ

¥2,640

商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2021/07/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

「あぁ、これだ!」と思った。 1学期の社会科の授業。 学習問題をつくり、予想立て、調べる。 わかったことを地域の人のためにポスターにまとめたり、 歴史資料館に来る人に見てもらうためにカードにまとめたりした。 なんとなく社会科の学習の流れがわかって こうやってやっていくのか!とだいぶ 自分の中で社会科について知ることができた。 その反面、調べる活動では 教師が用意した資料で調べる。 教師が事前に依頼したGTの話を聞いて調べる。 ん…?これは調べるって言えるの? 主体的に調べるってどうやるんだろう?と 疑問が残っていた。 その疑問に答える形がこの社会科ワークショップだった。 ①目指すゴールを明確に持ち、子どもと共有すること。 ②学び方を提示してまずは型を身につけること。 ③スモールステップで取り組むこと。 この3つが自分の中では大切だと思った。 これぞ学び方を学ぶ。 ただこのワークショップ によって 教師がねらう概念的知識は子どもたちにつくのかどうか 少し不安というか疑問でもある。 そこは教師サイドがゴールをより明確に持つのが鍵なのかな?

Posted by ブクログ

2021/07/23

「社会科は内容教科である」「社会認識と価値判断が目標」「内容知が8割,方法知が2割」という僕がこれまでに学んできた社会科の常識を揺さぶられる内容であった。社会科教育に携わる大学の教授たちにこの本を読んでもらい,感想を聞きたい。以下は僕が本にメモをした内容である。 P51〜52 ...

「社会科は内容教科である」「社会認識と価値判断が目標」「内容知が8割,方法知が2割」という僕がこれまでに学んできた社会科の常識を揺さぶられる内容であった。社会科教育に携わる大学の教授たちにこの本を読んでもらい,感想を聞きたい。以下は僕が本にメモをした内容である。 P51〜52 ミニレッスン与えるのは内容知で良いのか?方法知であるべきではないか? P60 学習のサイクルはとても良いと感じる。獲得すべき知識に漏れがあると判断した場合はミニレッスンで教えるのだろうか? P87 清掃工場の見学後に「テーマ・疑問・問い」を考える流れはとても良い。事実的知識をほぼ獲得した状態で生まれる「テーマ・疑問・問い」を解決することで得られる知識は説明的知識が多いと考えられるから。 P89「意味をつくりだす・考える」きっかけは教師の問いかけによるものか?もしそうであれば一斉授業における発問と何が違うのか? P98 子どもたちが選択したテーマを追究することから始まれば探求になるのか?子どもたちがつくった問いを追究するのは調べ学習?社会科のテーマで探究をすれば社会科の目標は達成できる? P111 テーマの卵を提示するのは面白い。でもこれは課題を与えていることと同義ではないか? P114 「クラス全体で1つのテーマを扱っていれば,教師がつくった読みやすい資料を提示することもできますし,単元の流れを構成的に配列して,子どもたちが熱中する学習を展開することも可能でしょう。」はささった。 P115 「子どもが自身の学習を自分のものとして考えられる,学習に対する主体者意識」を大切にしている。では教科を学ぶ意味は?教科を学ぶことは手段? P119 友達の発表や共有の時間に,自分のテーマ以外のことも学ぶ。どれだけ自分事としてその内容を捉えられるのだろう? P148 なんちゃって社会科ワークショップを提示しているところが誠実だと感じる。これはもう総合の域。 P241 一律のペーパーテストに頼らない多様な評価方法について書かれているが,知識の分類についても整理しておくことが必要。 P248 振り返りの記述から見取る方法は同じ。「過去(やったこと)・今(振り返り)・未来(したいこと)」の定型はわかりやすい。 P256 「評価とはこれまでの子どもたちの様子から現在を見つめ,次の進むべき道を一緒に考えること」はとても納得。それがミニレッスンやカンファランスに生きる。 P257 基準によって子どもたちをふるい落とす評価は,子どもたちの「これまで」が分からない。断片的な今しか分からない。→これは授業デザインによると考える。単元において1時間1時間がつながる授業になっていれば,断片的にはならない。 P258 テストの点数が良いことは一瞬の快楽でしかない。→評価テストもこれまでの知識体系に基づいて作成されたものなので一概には言えない。 P264 レディネスの把握がとても丁寧。一人一人をみることにつながる。 P279「自分の意見を育てる」の意見とは価値判断のことか? ここまで敢えて批判的に読んで思ってことを書いたが,学ぶことはとても多く,特に一人一人の学びやそれをみることを大切にしている点は見習わなければいけない。一方で社会科としての学びには疑問が残る。ここは誰かと対話したい。

Posted by ブクログ

2021/07/19

子どもたちが自ら探求のサイクルを回し、自立した学び手となることができるように、どのように社会科ワークショップの実践に取り組んだのか、考え方とともに丁寧にまとめられています。 社会科ワークショップという実践に限らず、どんな授業、学級経営にも置き換えて考えることができる実践です。 ...

子どもたちが自ら探求のサイクルを回し、自立した学び手となることができるように、どのように社会科ワークショップの実践に取り組んだのか、考え方とともに丁寧にまとめられています。 社会科ワークショップという実践に限らず、どんな授業、学級経営にも置き換えて考えることができる実践です。 この実践に取り組まれた2人の先生の葛藤も垣間見え、そこも含めて自分は…と考えさせられました。 折り返して読みたい本です。 きっと読むたびに発見がある本です。

Posted by ブクログ

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