商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2021/07/07 |
| JAN | 9784344038158 |
- 書籍
- 書籍
限界から始まる 往復書簡
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
限界から始まる 往復書簡
¥1,760
在庫あり
商品レビュー
4.3
59件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
娘は母親のアキレス腱という言葉が印象に残った。 たしかに、最も身近な「家庭」という社会における最小の単位で観察者としての立場を有する娘という存在は母親にとっての弱点となり得るのだと確かめることができた。
Posted by 
お手紙っていいなあ、と思う。佐原ひかり『鳥と港』を思い出すよ、と思ったらちゃんとその感想にも「お手紙っていいよね」と書いていた。 相手の読みやすい長さで、でも葉書ほど紙幅を気にすることなく、十分に、でも待たせすぎない程度に時間をかけて考えたことを、相手の顔を思い浮かべながら書...
お手紙っていいなあ、と思う。佐原ひかり『鳥と港』を思い出すよ、と思ったらちゃんとその感想にも「お手紙っていいよね」と書いていた。 相手の読みやすい長さで、でも葉書ほど紙幅を気にすることなく、十分に、でも待たせすぎない程度に時間をかけて考えたことを、相手の顔を思い浮かべながら書く。相手も同じように、時間と紙(概念としてのね)を費やして返事を送ってくれる。それを受け取って、書かれた言葉から相手の思いを読み取って、また書く。上野さんも手紙のなかで二回くらい言っているけど、このローテクなやりとりによってこそ深まったお二人の語りがあることが、読んでいてもわかる。語られる内容もさることながら、ごまかしのない二人のやりとり自体にものすごい引力があった。 この本を見つけたのは図書館でたまたまというだけで、鈴木涼美さんのことは知らなかった(でも語る内容に既視感があったので確認したら『私の身体を生きる』の書き手の一人だった)。鈴木さんとは生まれ年が一つ違いで、文系修士卒であることと、就職した年が同じであることなど重なる点もあり、先輩諸氏を見て思うこと、自分より若い人たちを見て思うことなど、世代論的に共感することが多かった。それに加え彼女の言語化能力の高さ故なのか、 「具体的な経験は違うから、鈴木さんの持つその部位は私にはないが、でもそれについて彼女の語ることには、私のこの部位が共鳴している」 とか、 「私も同じような経験をし、その部位は私にもあるが、全く違う形をしている(全く違うことを思った)」 とか、“いちいち自分のあちこちを確認し、照らし合わせながら読み進める”という感覚が非常に強かった。授業を漫然と受けていたら、教室にいた別の子が良い質問してくれて、なんか先生もノリノリで答え出して、良い話聞けた、みたいな感じ。 備忘メモ。 ・ウィークネス・フォビア ・構造と主体のジレンマ ・(引用)あなたの世代にあるのは、ポスト均等法世代以降のネオリベラリズムの内面化と、90年代以降の性の商品化の怒涛のなかで思春期を過ごした結果のシニシズムではないでしょうか。 ・「自己決定」という意識、私持ってるかな⋯。 ・『死の棘』→女から全身全霊を賭けて迫られた試練に向き合って、最後まで逃げなかった稀有な男が、島尾敏雄とのこと ・すでに私が持っているものは色々あるけど、女友だちを、鈴木さんほど脆いものとは思ってない。ジェーン・スーの、「仕事好き」にはついていけないんだけど、「女友達礼賛」には賛同だし、そのおかげで救われたところもある。
Posted by 
2025.12.27 読了。 二人ともここまで過激な表現ができることに単純に驚いた。 文章を読んでいると、美しいと思う。だが、本の中に何点か、写真が掲載されているが、それを見ると思わず目を覆いたくなる。 私が障害者にで対していつも抱いてしまう感覚だ。 視覚的に提示される現実と...
2025.12.27 読了。 二人ともここまで過激な表現ができることに単純に驚いた。 文章を読んでいると、美しいと思う。だが、本の中に何点か、写真が掲載されているが、それを見ると思わず目を覆いたくなる。 私が障害者にで対していつも抱いてしまう感覚だ。 視覚的に提示される現実と文章化されたものとの対比は、アニメ映画の火垂るの墓のアニメ画像を思い起こしてしまう。
Posted by 
