![残余の声を聴く 沖縄・韓国・パレスチナ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001970/0019707026LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2021/07/08 |
JAN | 9784750352244 |
- 書籍
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残余の声を聴く
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残余の声を聴く
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鼎談において川満信一の琉球共和社会について書かれていた。琉球共和社会憲法試案によると、そのメンバーは民族や国籍が問われず、また「定められたセンター領域内の居住者に限らず、この憲法基本理念に賛同し、遵守する意志のあるものは人種、民族、性別、国籍のいかんを問わず、その所在地において資...
鼎談において川満信一の琉球共和社会について書かれていた。琉球共和社会憲法試案によると、そのメンバーは民族や国籍が問われず、また「定められたセンター領域内の居住者に限らず、この憲法基本理念に賛同し、遵守する意志のあるものは人種、民族、性別、国籍のいかんを問わず、その所在地において資格を認められる」という。 また徐京植は「パレスチナ民族評議会のような、世界中に離散した朝鮮人たちの代表が一堂に会する最高議決機関という夢はどうだろう」と「新しい民族観を求めて」というエッセーに書いているそう。 そして1960年代にPLOが制定した、日本語ではパレスチナ国民憲章と訳されるものは、イスラエル領でマイノリティとなったパレスチナ人から域外へ離散したパレスチナ難民までも含む全パレスチナ人を想定し、国籍や領土を越えた想像上の「民族」的集合を考えていたとされる。 ここで思い出したのがDialog For People カルチャーから知る朝鮮半島のことvol.15で語られていたこと。Kpopという共通項が国籍や居住地を越えた帰属意識になるという捉え方だ。上記のトランスナショナルな共同体の理念は「仮想敵」思考を乗り越えるためのアイデアとして言及されている。国民や民族という枠組みが排他性をどうしても孕んでしまうとしても、別のフレームで緩く繋がることが出来る可能性があるなら、まだ希望はあるように思えた。 https://youtu.be/MIhDxGh5AYQ?si=IU8cuTryDskFJbSs
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